【アナログレコード】カートリッジを交換して高音質を発見!4種類のカートリッジでレコードの音を味わう
同じアナログレコードプレーヤーでも、カートリッジを交換すると今まで聴きなれたレコード盤でも新たな音の発見がある。
高音質を追求するには、MC型カートリッジ一択という声も聞えてきそうだが、VM型やMM型のカートリッジも使いこなしていくと使用頻度がMC型に偏るといったことはなく、それぞれの良さがわかってくる。
カートリッジの先には針がついている。
この針の種類でも音が変わる。
カートリッジはヘッドシェルに固定されている。
このヘッドシェルの交換でも音が変わる。
さらに、カートリッジとヘッドシェルを繋ぐシェルリード線でも音が変わる。
カートリッジは親指ほどの小さなパーツだが、オーディオシステムの音の入り口。
入り口での小さな変化が、音の出口のスピーカーで大きく変わる。
アナログレコード盤1枚で何通りもの音が楽しめる。
手元にMC型とMM型、VM型、できればモノラル専用のカートリッジの4種類を予算の範囲内で揃えていくことをお勧めする。
きっと音楽を聴くという喜びとオーディオを使いこなす楽しみを満喫することが出来るはずだ。
【もくじ】
『 NO MUSIC, NO LIFE. 』 タワーレコードの公式通販
【VM型】耳あたりの良いオーディオテクニカ AT-VM95E
初めてかったアナログレコードプレーヤーのTEAC ティアック フォノアンプ内蔵アナログターンテーブル チェリー TN-3B-CHはオーディオテクニカのVM型カートリッジが付属している。
私にとっては初めて導入したアナログレコードプレーヤーで、そして初めて聴いたカートリッジという事になる。
初めて聴くレコードは心に染みる心地よい音がした。
レコードが徐々に増えていくにつれて、カートリッジもVM型からMM型、モノラル専用、MC型へと一応一通りの種類を楽しんでいる。
まだ、4種類しか持っていないが、アルバムや気分によってカートリッジを取り替えてレコードを聴くのが楽しくて仕方がない。
【MM型】艶やかな オルトフォン真っ赤な2MRed
TEACのTN-3B付属のオーディオテクニカのAT-VM95E以外に、初めて購入したカートリッジがオルトフォンの2MRedというMM型カートリッジだった。
ヘッドシェル付きの1000本限定生産モデルで、初めてカートリッジを交換するには外してつけるだけの簡単でオススメなカートリッジだ。
もちろんカートリッジ単体でも発売されている。
MM型のオルトフォンの2MRedとVM型のオーディオテクニカのAT-VM95Eとは音の傾向が異なるのを明確に感じた。
耳あたりの良いオーディオテクニカのVM型カートリッジとは異なり、最初のうちは、中高域が耳の鋭く突き刺さった音がしたが、2MRedは使いこなしていくうちに、見る見る音がよくなってきた。
オルトフォンの2MRedは中高域の艶感の良さは残しつつ、力強さが出てきてジャズとの相性が飛躍的に良なる。
その後、KS-Remastaのシェルリード線 に出会ってからは、ますますアナログレコードの楽しさを味わっている。
オルトフォンのMM型カートリッジ2MREDで聴くキース・ジャレットのピアノトリオのアルバムが艶やかで美しくかつ力強い。
『 NO MUSIC, NO LIFE. 』 タワーレコードの公式通販
【MONO専用】モノラルレコードには専用のモノラルカートリッジを!
オーディオテクニカのモノラル専用高出力MC型カートリッジのAT-MONO3/LPを導入した。
モノラルレコードにはモノラル専用のカートリッジを使うことを強くお勧めする。
50年代のモノラルレコードをこのカートリッジで聴くと音の厚みや輝き、深みや密度感が全く違う。
モノラル専用のカートリッジを早くに導入してよかったと思っている。www.audiojazzlife.com
AT-MONO3もKS-Remastaのシェルリード線に交換している。
50年代のモノラル録音の生々しさを存分に味わえる。
『 NO MUSIC, NO LIFE. 』 タワーレコードの公式通販
【MC型】超定番 のロングセラーカートリッジ DENON DL-103
そのうちステレオMC型カートリッジはどんな音がするのだろう?と思いを馳せるようになる。
色々検討した結果、超定番MC型カートリッジのDENON DL-103を購入した。
流石に超ロングセラーのMC型カートリッジだけあって、DL-103は癖がなくセッテイングや使いこなしに敏感に反応してくれるのがいい。
このオーソドックスなDENONのMC型カートリッジが、KS-Remastaのシェルリード線で極上の音質に変わったのにはビックリした。
おそらくこの音を聴くと誰も無難なDL-103の音とは二度と言わなくなるだろう。
タワーレコード オンライン|新規会員登録でもれなく500円オフクーポン
CDプレーヤーからオーディオを始めて30年が過ぎ、ようやくレコードプレーヤーを導入して、ようやくVM型、MM型、MC型、モノラルカートリッジと揃った。
セッティングやハウリング対策なども徹底し高音質化を成し遂げたので、しばらくはこのままレコード盤を増やすことにしようと思っていたのだが、、、。
そうは簡単におさまらないのが、オーディオマニアの性。
更にTEACのレコードプレーヤー付属のVM型カートリッジの針をマイクロリニアに交換すると新たな世界が広がった。
アナログレコードの世界は大きく口を開けて待っていたのである。
やればやるほどアナログレコードの音の深さに驚くばかりだ。
決して高級品ではないTEACのレコードプレーヤーが、これほど敏感に反応し音が楽しめるのだから、アナログレコードプレーヤーのコストパはかなり高いと思う。
これからもアナログレコードの音の探求はまだまだ終わりそうもなさそうだ、今もなお実験と発見の楽しいオーディオライフを過ごしている。
『 NO MUSIC, NO LIFE. 』 タワーレコードの公式通販
👇もくじをタップすると読み返したい箇所にジャンプします。
【もくじ】
✅\Amazon ポイントのチャージをお忘れなく!/
2021年9月6日追記
2020年9月20日初回投稿