アナログレコード カートリッジを交換して音質を発見する
アナログレコードの楽しみとしてカートリッジを交換するとレコード盤に詰まった音の情報の新たな発見がある。
TEACのTN-3BというアナログレコードプレーヤーにはオーディオテクニカのVM型カートリッジが付属している。
耳あたりの良いオーディオテクニカ AT-VM95E
私にとっては初めて導入したアナログレコードプレーヤーで、初めて聴いたカートリッジと言う事になる。
初めて聴くレコード楽しみ音は心に染みる心地よい音がした。
艶やかな オルトフォンの真っ赤な2MRED
その後、購入したカートリッジはオルトフォンの2MREDというMM型カートリッジ
純正のオーディオテクニカのVMカートリッジとは音の傾向が異なるのを明確に感じた。
耳あたりの良いオーディオテクニカのカートリッジとは異なり、最初、中高域が耳の鋭く突き刺さったが、使いこなしで化けた。
中高域の艶感の良さは残しつつ、力強さが出てきてジャズとの相性が飛躍的に良くなってきた。
キース・ジャレットのピアノトリオのアルバムが艶やかで美しくかつ力強く聞こえる。
モノラルは専用を!オーディオテクニカ AT-MONO3/LP
次は、オーディオテクニカのモノラル専用高出力MC型カートリッジのAT-MONO3/LPを導入した。
モノラルレコードにはモノラル専用のカートリッジを使うことを強くお勧めする。
50年代のモノラルレコードをこのカートリッジで聴くと音の厚みや輝き、深みや密度感が全く違う。
これは、早くに導入してよかったと思っている。
超定番 超ロングセラーのMC型カートリッジ DENON DL-103
そのうちステレオMC型カートリッジはどんな音がするのだろう?と思いを馳せるようになる。
色々検討した結果、超定番MC型カートリッジのDENON DL-103を導入した。
流石に超ロングセラーのMC型カートリッジだけあって、癖がなくセッテイングや使いこなしに敏感に反応してくれるのがいい。
オーディオマニアになってから30年が過ぎて今年に入りようやくレコードプレーヤーを導入してから、このようにVM型、MM型、MC型、モノラルカートリッジと気がつくと一通り揃った。
セッティングやハウリング対策なども徹底し高音質化を成し遂げたので、しばらくはこのままレコード盤を増やすことにしようと思っていたのだが、、、。
そうは簡単におさまらないのが、オーディオマニアの性。
やればやるほどアナログレコードの情報量の多さに驚くばかりだ。🤭
アナログレコードの音の探求はまだまだ終わりそうもなさそうだ、今もなお実験と発見の日々を過ごしている。🤔
2020年9月20日