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団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

PCオーディオ(サブシステム)のスピーカーケーブル選び 「AET」 VS「 AET」VS 「QED」 VS「 BELDEN」 

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サブシステムもスピーカーケーブルで好みの音にする!

 

 

 

サブシステムはBGM用のPCオーディオ

 

 サブシステムはPCオーディオをリビングのチェストの上にセッテイングしている。

 

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 家族が夜に寝室へ行ってから小音量でBGMを流しながら作業をしている。

 

 静かな部屋では意外と作業が捗らないものである。

 

 サブシステムからBGMを流していると時間を忘れて作業ができる。

 

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 ケンブリッジオーディオのSX-50という小型スピーカーをノートパソコンでサブスクリプションSpotifyやAmazon Musicなどを音源として鳴らしているが、正面から聴く事は少ない。 

 

 

 

 

  

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 音源がサブスクリプションで、しかもBGM用途といえど少しでも心地良い音質で再生したい。

 

 チェストの上にぎっしりとPCオーディオセットを並べているので、スピーカーの間隔などセッテングに制約が多い。

 

 インシュレーターの交換や最近では真空管ハーモナイザーを別室のメインシステムから移動するなど、ちょこちょこ手を加えたりしている。

 

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スピーカーケーブル4種類の音質比較(AET2種類、QED 、 BELDEN)

  

 今回は手持ちのスピーカーケーブル4種類のどれをサブシステムに採用するかを決めるための比較試聴をしてみた。

 

 スピーカーケーブルは、QEDとBELDENとAETを2種類の合計4種類を聴き比べてた。

 

<上からQED 、 BELDEN、AETを2種類>

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 これらのスピーカーケーブルは、以前にメインシステムのスピーカー(自作バックロードホーンのスーパースワンやaudio proのFS-20)でも使用したことがあるので、それぞれ音の傾向は大体わかっているのだが、今回は4種類をまとめて同一条件で比較したので違いが明確に表れた。 

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 スピーカーケーブルの視聴で、再生した曲は、キース・ジャレットの「ケルンコンサート」とマイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」から選んだ。

 

 

 いずれも音が身体に染み付いているので、ケーブルの違いを感じやすい。

 

 

 

 キース・ジャレット 

  〜ケルン・コンサート〜

 

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マイルス・デイビス 

 〜カインド・オブ・ブルー〜

 

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 以下の7つの比較項目で、スピーカーケーブルの簡単なレビューを記載する。

 

 スピーカーケーブルなどオーディオアクセサリーを比較検討するときは、音の第一印象などをメモっておくと良い。

 

 あとあと参考になることが有るのでお勧めしておく。

 

 

 

■スピーカーケーブルの比較項目

・線材の太さ 

・ケーブル構造

・手触り 

⭐繋いだときの音の第一印象

・低音の印象

・中音の印象

・高音の印象

 

 

   

 

① QED Profile 79 Strand (Yラグ端子、バナナプラグあり)2.5m

*以前メインシステムで使用していたのYラグ端子がカシメたままになっている。

 

 

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・線材の太さ :2sq 

・ケーブル構造:2芯並行

・手触り:被覆は柔らかめだが、他のケーブルより太いためしっかりしている。

 

⭐厚みと響きが上質。

 

・低音は、ウッドベースが、歯切れ良さよりもボリューム感が優先。

・中域は、ピアノの響きが良い。柔らかい響き。

・高音は、シンバルは、シュワ~と散乱する広がり感がある。

 

 

 

 

② BELDEN 8460 1m

 

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・線材の太さ :0.75sq 

・ケーブル構造:2芯ツイスト

・手触り:硬い。ケーブルが跳ねる(弾く?)。

 

⭐はっきり・クッキリしている。

 

・低音は、ウッドベースは歯切れが良い。低音に不足はない。ノリが良い。

・中域は、ピアノは明確だが、響きがすくない。

・高音は、アクセント(艶?)がある。シンバルが明確。ホーンも明確。




 

③ AET  PRIMARY F075  1m

 

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・線材の太さ :0.75sq 

・ケーブル構造:2芯並行コード

・手触り:非常に柔らかい。しなやか。



⭐響きが良いが、ノリは少なくあっさりしている。

 

・低音は、不足は無いが、ベースの伸びやかさやノリが少ない。

・中域は、ピアノの響きがとても良いが、サックスの線が少し細め。

・高音は、シンバルがス〜と抜けるが、響きは特別多くない。




 

 

④ AET  PRIMARY  F125  1.5m

 

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 [rakuten:audio-ippinkan:10002815:detail]

 

・線材の太さ :1.25sq 

・ケーブル構造:2芯並行コード

・手触り   :柔らかい



⭐響きの漂いが感じられる。

 

・低音は、ウッドベースの伸びは深くないが、低音不足は無い。ドラムのノリが良い。

・中域は、ピアノは硬くもなく柔らかくもないが、響きの滞空時間が長く感じる。

・高音は、ホーンやシンバルなど中域とのつながりがよい。



スピーカーケーブルの試聴結果

 

 私のサブシステム(BGM用途)では今後、上記④の AET  PRIMARY  F125  に変更することにした。

 

 理由は、BGMとして音の響きを優先したいから。


 響きと言えば、上記①のQEDをメインシステムで使用していたときに、非常に響きがよく高音のシンバルが”シュわ~ん”と散乱するのがたまらなかった。

 

 私のサブシステムでは③のAETの響き方のほうが相性がよかったようだ。



 上記②のベルデン、③のAETと線材の太さは同じだが、ここでも手触りの違いと同じく音にも違いがでた。

 

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 ③のF075と④のF125は、同じAET PRIMARYシリーズでも太さの違いが明確になった。

 

 

 特に④の AET PRIMARY F125で鳴る、ピアノの響きの滞空時間が長く感じられたのが大変印象的だった。




 以前に「お蔵入りだった AETのケーブル」という記事で、AET  PRIMARY F075が返り咲いていたのだが、太さの違うF125の出現でまたもやお蔵入りになってしまった。

 

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 実を言うと、AET  PRIMARY F125は、リビングのサラウンドシステムに使ってみようかと思って購入しておいたのだが、ベルデンの8460と自作スピーカーMX-20AVとの相性が良いので押し入れに仕舞っていた。

 

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 気が向いたらAVシステムのスピーカーケーブルも交換してみたいと思っている。

 

 

 尚、aet のケーブルはPRIMARYシリーズが廃盤になって、EVOシリーズが後継機に変わっているので音の評価は変わってくるかもしれないことを付け加えておく。 

 

 

 

2020年5月28日 更新

2020年3月30日(初回投稿)

 

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