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高音質を求め続ける方へ贈る! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

【スピーカーのセッティング】ピンポイント!インシュレーターで点接触がポイント!

音の不満はスピーカーのセッティングが原因では?

 

スピーカーのセッティングが悪いと概ね以下の傾向になりがち。

・ピアノの響きが悪い。

・シンバルの抜けが悪い。

・トランペットなどの金管楽器が遠く感じる。

・ベースとドラムが不明瞭。

・ボーカールがこもって聴こえる。

・低音が弱い。 

・高音が弱い。

・小音量で細かい音が聴き取りにくい。

・音に潤いやツヤがない。

・音が伸びやかではない。

などなど、音質の不満がでてくるものである。

 

 CDやストリーミングなどデジタル音源、レコードなどのアナログ音源に限らず、スピーカーのセッティングを見直すと音楽の表現がかなり向上する。

 

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【もくじ】

 

スピーカーのセッティングはしっかりと踏ん張れているかがポイント! 

スピーカーの振動の影響を受ける機器

  オーディオ機器は振動に弱い。

 特にアナログレコードプレーヤーは、スピーカーから発する振動によりハウリングが発生し、低い音が「ボボーーー」と鳴って音楽再生どころではない。

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 CDなどのデジタルプレーヤーやアンプも外部からの振動の影響を受けないようにオーディオメーカーは筐体に振動対策を行っているが、振動エネルギーは非常に大きく、設置環境によってはスピーカーによる振動が床を伝わってシステム全体の音に影響する。  

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スピーカーは踏ん張れているか?

 スピーカーから発生される振動を断ち切ることが早道なので、防振ゴムで振動が床に伝わらないようにするのが良い?、、と考えがちだが、ゴム系インシュレーターを多用するのはおすすめしない。

 

 高音質を狙うなら、スピーカーに初めからゴム系のインシュレーターだけを使うのは避けたほうが良い。

 

 スピーカーユニットの振動板は、フレームによって支えられている。

 そのフレームは、エンクロージャー(スピーカーBOX)に固定されている。

 エンクロージャーは(スピーカースタンドを介して)床に設置されている。

 結果的にスピーカーの振動板の反動を床が支えている事になり、スピーカーはその床で踏ん張っている。

 

 スピーカーを人間で例えるならば、砂浜の上では上手く走ることができない。

 それは、砂に脚を取られて踏ん張ることができないからである。

 早く走るには、踏ん張りの効くフラットな地面でなければならない。

 砂浜よりもアスファルトの道路のほうが速く走ることができる。

 

 スピーカーもこのイメージで、砂浜で足を取られないようなセッテイングをすることが大事。

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スピーカーはベタ置きしない!

  スピーカーをしっかりとしたスタンドや床に設置する際には、底面をベタ置きしないほうが音質的に好ましい。

  今までの経験では、スピーカーの底面はインシュレーターを使って点接触させるほうが断然よかった。

 スピーカーの振動板は想像以上にエネルギーがあり、その反動を受け止めるには重くてしっかりした支えが必要になる。 

 スピーカーを手で押して簡単にずれるようでは、踏ん張りが効いていない。

 スピーカーの上に重石を乗せるのも方法の一つだが、メーカー製の一般に販売されている普通のブックシェルフ型スピーカーやトールボーイスピーカーの場合は、重石を乗せると概して詰まった音になるのであまりおすすめしない。

 

 そこで、スピーカーをインシュレーターを使ってピンポイントで支えることで、重石を乗せる効果に近い状態をつくることを狙う。

 インシュレーターを使うと、点接触となりスピーカーと床やスタンドとの接地面積が小さくなるので、設置面積あたりの荷重がベタ置きよりも相当大きくなるからである。

  

 

3点支持か?4点支持か?

  インシュレーターを使ってスピーカーをガタツキがなく設置するには、3点支持が簡単で良い。

 

  3点を結んで出来る三角形が正三角形に近い事が理想的。

 

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  しかし、3点支持でも注意が必要だ。

 3点支持が2等辺三角形でも良いが、頂点が鋭角になると安定性が悪くなる。

  この場合は4点支持にする方が望ましい。 

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 私のメインシステムにはスーパースワン という自作のフロア型スピーカーとaudio pro FS-20 というトールボーイスピーカーの2セットがある。

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スーパースワンは底面が正方形に近いので、インシュレーターを3点支持で使っている。

 

 ちなみにインシュレーターはアサダ桜材のキューブとAETのスパイクとスパイク受けをセットしている。

 

 

AET インシュレーター 4個 SH2007SA

AET インシュレーター 4個 SH2007SA

  • メディア: エレクトロニクス
 

 

AET スパイクベース 4個 SH2007HBA4P

AET スパイクベース 4個 SH2007HBA4P

  • メディア: エレクトロニクス
 

 

 

 さらに、スーパースワンにはエンクロージャーにデッドスペースがあり、その中に鉛の粒とジルコンサンドを入れているので、重心が低くく更に3点支持でかなり安定しており、少々さわってもびくともしない。

 

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 トールボーイのオーディオプロFSー20の底面には、長方形の木製の台座が付いている。

 

 

 

 

 

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 この台座はスピーカーにボルトで固定されている。

 台座の裏には4隅にウレタンのシールが傷防止の為に貼ってあったが、音が鈍るので剥がして、オヤイデのスパイクとスパイク受けのインシュレーターを挟んでいる。

 

 

 FSー20は幅が狭く奥行きの長いスピーカーなので、その台座も奥行きが長い。

 台座の前に2つ、後ろに1つの3点支持でインシュレーターを挟んでも、ちょっと触っただけでぐらついてしまう。

 3つのインシュレーターを線で結ぶ2等辺三角形の頂点が鋭角すぎるためだ。

 

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 そういうことで、オーディオプロのFS-20は4隅にインシュレーターをはさみ4点支持にしている。

 

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 しかし4点支持は、スピーカーの底面と床面(オーディオボードなど)が真っ平らでないとどうしてもガタツキがでる。

 これは、10円玉やPタイルや厚紙(名刺や不要なカード)、鉛シートなど適当なスペーサーを使って徹底的にガタツキを抑える必要がある。

 

 インシュレーターとスピーカーとの相性

  メインシステムのスーパースワンとオーディオプロのFS-20 のそれぞれに、上の写真のように金属製のスパイクとスパイク受けをそれぞれセットにして設置している。

 以前はスーパースワンには、オヤイデのスパイク側のみアサダ桜材のキューブの上に刺さるように設置していた。

 先日、レコードプレーヤーのハウリングマージンを確かめる際に、AETのスパイクとスパイク受けのセットをスーパースワンに使って見たところかなり好印象だった。

 

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 どうもスパイクにはスパイク受けがあったほうが良いようだ。

 スパイクによるピンポイントの点接触のはずが、スパイク受けではなく木材に刺さっていた為、接触面積が増えていたことが影響しているかもしれない。

  

 

 AETのスパイクとスパイク受けのセットのインシュレーターは、意外と低域方向に力が出てくる。

 

AET インシュレーター 4個 SH2007SA

AET インシュレーター 4個 SH2007SA

AET スパイクベース 4個 SH2007HBA4P

AET インシュレーター 4個 SH-2014HB(A)

 

 

 結構小さくて軽い素材にもかかわらず、強度が高い割には金属の響きが抑えられているように感じる。 

 スーパースワンは音源(特にデジタル音源)によってはキツイ音をだす場合があるので、オヤイデのステンレスインシュレーターよりもAETのインシュレーターが相性が良かったようだ。

 

 一方、オーディオプロのFS-20にはAETのインシュレーターのセットを使っていたが、スーパースワンでレコードを再生したあとに聴くともう少しスピード感がほしいと思っていた。

 

 試しにオヤイデのスパイクを使って見たところ、スパイクのみでも少し音に艶が出たように感じた。

  

 急いでオヤイデのスパイク受けを手配しスパイクとスパイク受けのセットで設置したところ、オーディオプロのFS−20が元気よく鳴りだした。

  

オヤイデ インシュレーター 4個1組 INS-SP

オヤイデ インシュレーター 4個1組 INS-SP

オヤイデ 小型ステンレススパイク (4個1組) φ20mm H9.9mm INS-US

 

オヤイデ 小型ステンレススパイク (4個1組) φ20mm H9.9mm INS-US

 

 

 更に、スピーカーケーブルもスーパースワンと入れ替えてみたところ、オーディオプロのFS-20では、あまりパッとしなかったQEDのSignature Revelationというスピーカーケーブルがスーパースワンで本領を発揮した。

 

 

 

 オーディオプロのFS-20に、スーパースワン で使っていたQEDのスピーカーケーブル XTCにすると今までに無いほどワイドレンジで艶もありつつ細かい音が鳴り出した。

 

[rakuten:audio-s:10043188:detail]

 

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 どうもスピーカーとインシュレーターだけでなく、インシュレーターとスピーカーケーブルにも相性があるようだ、今後手持ちの他のケーブルも試してみたい。

 

【重要】スピーカーのスリップ防止

 金属系のインシュレーターなどを使いピンポイントでスピーカーを設置した場合でも、手で押すとスピーカーが滑ってずれる場合がある。

 実はこの状態は音質的に好ましくはない。

 冒頭でゴム系のインシュレーターは音を鈍らせると説明したが、このスリップを防止するためには滑り止めとしてゴムを使うと良い。

 ゴムといっても0.5mmほどの薄いゴムシートでインシュレーターとしての目的ではなくあくまでもすべり止めということで使用する。

内外ゴム ハネナイト GP-35LE 0.5×350×500mm
 

 このゴムシートを金属系や木製のインシュレーターとスピーカーの間や床との間に敷くことでスリップを防止しスピーカーから音を再生するときにガッチリとグリップしてくれる。

 決して金属や木製のインシュレーターの良さを鈍らせることはない。

 詳しくは👇別の記事を参考にしていただきたい。 

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スピーカーセッティングのポイント! 

スピーカーの高音質化を図るには点接触インシュレーターが有効。

スピーカーはベタ置きよりもインシュレーターでスパイクとスパイク受けを使うことがおすすすめ。

 スピーカーの底面の形状によって3点支持か4点支持を決める。(鋭角の2等辺三角形なら4点支持が良い。)

スピーカーのインシュレーターは柔らかいものより硬いものを選ぶ。

インシュレーターで滑る場合はスリップに気をつける。

 

スピーカーのセッティングは、

ピンポイントにするのことがポイント!

 

 もし、あまりお金を掛けたくなければ、手近なものを使って試してみてほしい。

 音を聴くときっとその意味がわかてもらえると思う。

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2021年5月19日 追記更新 

2020年8月17日 初回投稿

 

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