人生を豊かにする!! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog

高音質を求め続ける方へ贈る!私のオーディオ経験をご紹介(☆初心者からマニアまで☆)

高音質化!自作スピーカーは仕上げが命!塗装仕上げで変身する。

素材の味を活かす。何も足さない、何も引かない。

いい言葉だと思うが、これはあくまでもいい素材を使うことが前提の話しである。

 日曜大工で自作スピーカーを作成するのが楽しかった。

 月刊誌のStereoで6月号といえばオーディオ評論家の長岡鉄男氏設計の新作スピーカーが掲載されるので毎年この時期は本屋に予約して買っていた。

 

 氏は誰にでもわかりやすく板取図のカットするパーツごとに①②、、⑳など番号を振り、その番号の順番通り組み立てると楽にスピーカーが組み立てられる設計図を掲載していた。

 スピーカーに使う板も、一般的にホームセンターなどで手に入るベニヤやシナ合板を使っている。

 板取もできるだけ無駄のないように考えられ、それを一つの制約として設計されており尽きることのないアイデアに魅了された。

 

 そんな氏のスピーカー工作の記事は、基本的には組み立ててから、ユニットやネットワークを付けて配線し、視聴レビューするもので仕上げの工程は無い。

 

 当時はバックロードホーンなど氏の設計をもとに作成された自作スピーカーを雑誌の読者が写真を掲載されているもの見ると、ほとんどが作りっぱなしの仕上げられていないものだった。

 

 長岡鉄男氏は仕上げすることによるメリットについては説明されており、それは読者に委ねているというスタンスだった。

 我々ファンは早く作って音を聴きたいという欲求が先立ち、すぐに音を出してしまう。しばらくエージング(ボンドが乾く、木の歪が落ち着く)してから仕上げようと思うが、なかなか手が回らないというのが実情か?

 私もスーパースワンはシナ合板で作成してから、2017年まで仕上げていなかった。

 テレビ用のMX−20AV と AV1ーmk2ダイノックシート貼りで仕上げて、細かい部分はさておき概ね満足している。

(リビングのMX-20AVはダイノックシート貼りと木口に薄板貼り)

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(寝室のAV1-mk2は、ダイノックシート貼り

スピーカーヘッドと台と棚と内側で4種類のシートを使った。

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 2017年の暑い夏の日、重い腰を上げてようやくスーパースワンの仕上げをすることを決めた。

 スーパースワンは形が単純な四角ではなく特にヘッド部分は面取りをしているので曲面があり、私の技術ではダイノックシートは無理と判断した。

 ダイノックシートは様々な柄があり、いい柄を選ぶと確実に高級感が増すのでおすすめだが継ぎ目や折り目をどのようにするかが難しいし、木口の処理がさらに難しくめくれやすい。

 そこで塗装をすることにした。

 塗料も色々あり、家の中で作業するので、匂いの出ない水性塗料にすることに決めた。

 ただ単色でベタ塗りをしてもあまり面白みは無いので、質感を出すために水性ウレタンニスを採用した。

 ツートンカラーにしたかったので、主にマホガニーとブラックを使った。

 下の写真はまだブログを始めていないので、細かい工程を撮影できていないが雰囲気だけでも感じていただければと思う。

 

(仕上げなしのスーパースワン) 

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 ①紙やすり、耐水紙やすりで、スピーカーの表面、塗装した表面を研磨する。

(#240⇒#320⇒#800⇒#1000⇒#1500などの順番に!)

 ②水性ウレタンニスを刷毛で均一に塗る。

 (*色を変える箇所はマスキングテープでカバーする。)

 この①②の繰り返しを私の場合は5回ほど行ったと思う。

 

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  単純作業だが、回を重ねるごとに色に深みと艶が出てきて、気になっていた工作の精度の悪さなんか目につかなくなる。(2m離れれば、、)

 紙やすりは回を重ねるごとに目の細かいものを使う。

 前半はヤスリでゴシゴシこする感じだが、後半になると磨くという感覚に変わってくる。

 水性ニスは見本の色などがあるが、塗り重ねると、どんどん濃くなるのであくまでも参考程度にするとよい。

 狙った色を出すのは素人ではとうてい無理なので、結果オーライで割り切る気持ちが大切だ。

 

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 塗装が乾いてスピーカーユニットを取り付けると本当に見違えるようになる。

2,3日は我ながらよくやったと仕上がったスピーカーに見惚れていた。

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 ランプを近くに寄せるとそれがスピーカーに映るぐらいツルツルになった。

当然メーカーの販売しているピアノブラックのような均一な平面性は出ていないが、

シナ合板の日焼けした年季の入ったスピーカーとは雲泥の差だ。

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  以上はルックスの変化の話だが十分乾燥させて音出しをした瞬間、いったい20年間何を聴いていたのだろうか?!と思うほど音質が見違えるように向上した。

 これは全く別物のスピーカーであり、よく言うところのグレードが2ランク位アップした感じだ。!

 静けさが増し、低音〜高音までレンジが広がり、ダイナミックレンジも格段に良くなった。

  自作スピーカーを仕上げていない方は、騙されたと思って水性ウレタンニスなどで塗装仕上げにチャレンジして欲しい。

 

きっと、

スピーカーもあなたの気持ちも若返る!!

  

 

2020年1月13日

 

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