人生を豊かにする!! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog

高音質を求め続ける方へ贈る!私のオーディオ経験をご紹介(☆初心者からマニアまで☆)

モードジャズを教えてくれた店員

「カインド・オブ・ブルー」との出会い

 

・70年代マイルスにハマっていた。

 

 マイルス・デイビスのギーターのようなワウワウトランペットにどっぷり浸かっていた。

 

 70年代のマイルスの音楽は攻撃的だが、ロックとは違う魅力があった。



 DARK MAGUS

 

 

 

 

 GET UP WITH IT

 

 

 

 

 LIVE EVIL

 

 

 

 A TRIBUTE TO JACK JOHNSON 

 

 

 
 どれも魅力的なアルバムだが、中でも LIVE EVIL と A TRIBUTE TO JACK JOHNSON は、CDが擦り切れるほど? 聴きまくった!



・マイルス・デイビスのアルバムの数は半端ではない。

 

 毎回、良い意味で裏切られる。

 

 最初は、TUTU や YOU’RE UNDER ARREST などに入っている マイケル・ジャクソンやシンディー・ローパー、スクリッティ・ポリッティなどのカバー曲からマイルスの魅力に取り憑かれた。

 

 

 


・師匠は、レコードショップの店員

 

 CDアルバムを一気に買えなかった私は、レコードショップのマイルス・デイビスのコーナーでどのアルバムを買おうか迷っていた。

 

 月に1枚ぐらいしか買えないので、CD選びは慎重になる。

 

 そんな高校生の私を察してくれたのか、小柄な男の店員が近づいてきて話かけてきた。

 

 

 私は80年代マイルスを聴いていたころで、他の年代のアルバムの知識はなかった。

 

 すると店員は、「これを聴くと良いよ!」と、あるCDアルバムを勧めてくれた。

 

 店員が手に持っていたのは、「カインド・オブ・ブルー」だった。

 

 

 そのアルバムジャケットは、80年代マイルスとは随分と雰囲気のちがう。

 

 いかにもJAZZ!というスーツ姿のマイルス・デイビスだった。

 

 今思えば1959年にリリースされたモードジャズの素晴らしさを説明してくれていたのだが、私にはさっぱり理解できなかった。 

 

 早速、家に帰って聴いてみる。

 

 今までのカッコイイ80年代マイルスとは違い、やたらとスローな曲ばかりだ。

 

 しかし、何処かで聴いたことがある懐かしい感じもする。

 

 気にはなったがイメージがまるで違うので一通り聴き終えたあとは、しばらく聴くことはなかった。



 次の月もいつものレコード店に行った。



 店員は私のことを覚えていてくれたみたいで、「あのアルバムどうだった?」という質問に、私は ”買ってよかった” とは答えられなかった。

 

  

 次に店員が勧めてくれたのは FOR AND MORE だった。

 

 

 これはスリリングなライブアルバムで、カインド・オブ・ブルーと同じ曲名(SO WHAT)なのにスピード感があり荒々しく鋭い演奏に心を奪われた。

 

 

 次の月も、あのレコード店に行った。

 

 今度は NEFERTITI を店員は勧めてきた。

 

 

「このアルバムは、ウエイン・ショーターのサックスがまるでトランペットと同じ音で鳴っている。多分サックスのリードを強く噛んで吹いていたのだろう。」と興味深い説明をしてきた。

 

 早速、家に帰ってCDを聴くと、店員の言ったとおり ”マイルスと同じ音でサックスが鳴っている!” すごく不思議な音に魅了された。



 

 このようにして店員は、毎月訪れる私に熱心にアルバムを選んで提案してくれた。



 私は、時代を遡るかのようにマイルスのアルバムを追い続けた。

 

 

 

 そして年月は経ち、

 

 今になってレコードプレーヤーをシステムに導入した私が、初めて買ったマイルスのアナログレコードは「カインド・オブ・ブルー」だった。

 

www.audiojazzlife.com

 

 

 やはり、このアルバムは外せない。

 

 このアルバムジャケットを見ると、何もわからない高校生の私に、熱心にモードジャズのことを教えてくれた、あのレコードショップの店員のことを思い出すのである。

 

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2020年3月7日 

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