Take T は聴こえない?高音質オーディオアクセサリー!
人は神秘的なものに惹かれる
世の中怪しいものが売られている。
パワーストーン、幸運を呼ぶ財布、魔除けのブレスレット、開運壺などなど。
昔、ピラミッドパワーと言っていたか?アクリルでできた透明なピラミッド型のケースに例えば10円玉などを入れておき、それを財布に入れるとパワーでお金が入ってくるという商品があった。
ピラミッドは正確に四隅を決まった方位ににあわせる事が重要だとか?
宝くじの神様が宿る神社には参拝してから宝くじに高額当選した人たちが、お礼参りに来ると言う。
たしか、YoutubeでメンタリストDaiGoさんが言っていたと思うが、「宝くじの1等の当選確率は、宝くじを買いに行く道すがら3回事故に遭うくらいの超低確率」らしい。
星占いを利用する
私は占い師に占ってもらったことは無いが、知人がある有名な占い師のところに言ったところ、「あなたが来たのは偶然ではなく必然だ!」とか来ることがわかってたかのように占い師は話しだしたという。
雑誌などの占いを見るのは嫌いじゃない。
子供とテレビの星占いのコーナーで、星座の順位を勝った負けただのと楽しく見たりしている。
しかし、1時間もすればもう自分の星座が何位だったかなんて覚えていない。
朝の慌ただしい時間に仕事に着ていくスーツのネクタイ選びは、ヤフーの星占いに書いてあるラッキーカラーを見てそれに近い色のネクタイをつける。
これは毎日どのネクタイにするか迷う時間が勿体ないし、適当に選ぶと偏って同じネクタイに手が出るので、昨日もつけたネクタイかどうかもわからなくなる。
ヤフーの星占いのラッキーカラーを見ればすぐに決められる。
風水を利用する
独身時代は、モノトーンの服やインテリアばかり好んでいたが、結婚して新居の家具やカーテンを選ぶときは風水で決めた。
その当時は、ドクターコパという建築設計士が風水の本を出版したりテレビに出演しまくっていた。
これも朝のネクタイ選びと同じで、風水で方位に相性の良い色の家具やカーテンを選び、悩む時間が大幅に短縮できた。
おかげで部屋によって明るい雰囲気や落ち着いた雰囲気など、モノトーンだけの暗い部屋にならなくてよかった。
色もなぜかその方位に馴染むのが不思議だ。
このように占いなどを利用することによって効率化が図れている。
ラッキーカラーを使っても、ラッキーなことが決まって起こることは無いが、利用したり楽しむ分には良いと思う。
オーディオアクセサリーはオカルト?
オーディオにもオカルト?なのか、いろいろなアクセサリーが昔から販売されてきた。
指先ほどの丸いシールで機器や部屋に貼ることで音質改善効果があるというものや、 固形石鹸ぐらいの大きさのものでそれをオーディオ機器の上に置くとエネルギーをコントロールすると言うものが非常に高額で販売されていた事がある。
先日、私は逸品館という大阪のオーディオショップが紹介していた方法でルームチューニングに挑戦してみた。
これが良くも悪くも、驚くほど音が変わったのである。
オーディオアクセサリーの定番、ケーブルとインシュレーター
オーディオケーブルを交換すると音質が変わることはマニアの間では常識になっているが、マニアでない人からみれば高額なオーディオアクセサリーはオカルトグッズだろう。
私のメインスピーカーは2セットある。
私の記事に度々でてくる自作の10cm点音源のバックロードホーンスピーカーのスーパースワンとaudio-pro FSー20というメーカー製のトールボーイスピーカーだ。
FS-20もケーブルの良し悪しやセッティングなど敏感に反応してくれるので大変気にいっている。
はじめはスーパースワンと180度違う方向性のスピーカーで、雰囲気重視のスピーカーだった。
スピーカーケーブルを何種類も交換したり、電源ケーブルで自分好みの音に近づけてきた。
インシュレーターで立ち上がりの鈍さやピアノの艶が改善された。
逸品館 AIRBOW 波動ツイーター
「音の立ち上がりの鋭さ=空気の圧力の高さ」という理論で作られたらしく、効果としては「あらゆる楽器の明瞭度が向上し、再生音が圧倒的に生音に近くなる。」「音の広がりや定位が良くなり空間表現が自然になる。」「音の躍動感が大幅に向上し、音楽が生き生きする。」と言うもの。
非常に理論だてて作られたもので、興味をそそる。
実際にaudio pro Fs-20の上に波動ツイーターを載せて鳴らしている逸品館のyoutube動画もアップされていた。
しかし、ペアーで買うと結構な価格になる。
これだけお金をかけるのであれば、他のスピーカーに買い替えたほうが良いかもしれないが、よほどお気に入りのスピーカーをあと一歩どうにかしたい時には良い選択かもしれない。
AIRBOW - CLT-5S(ペア)【店頭受取対応商品】【在庫有り即納】
Take T というスーパーツイーター
audio proのfs-20 は、対策とエージングにより、最初に設置したときの鈍さは解消されたが、あともう少し何かできないものか?
他に逸品館の波動ツイーターのような商品が無いか調べてみると、Take T 音質改善スーパーツイーター というものを発見した。
効果としては可聴領域を超える20KHz以上の高周波を出すことにより、解像力感?や上質感?美しさ?の高品質化につながるとのこと。
ヘッドホンやテレビのスピーカーにも効果がるらしい。
TakeTには イヤホンやヘッドホン用にこの様なものも発売されているみたい。
オーディオアクセサリーとしては、そう高くも無いので試しにTake Tのスーパーツィーターを購入してみた。
ネットワークもなく既存のスピーカーに並列につなげるだけで良いとのことで、アンプを通常の音楽を聴くボリューム位置でTakeTのスーパーツイーター単独で鳴らしてみた。
実際に鳴らすとチリチリと音楽のリズムに合わせたような音が非常に小さく聞こえた。
私はそのころ既に40代半ばだったので、超高音は12kHZぐらいが限界だった。
こんなもので、本当に効果があるのだろうか?
早速スピーカーに両面テープで貼り付け、ケーブルを取り付けて、スピーカーの端子に並列で繋いで聴いてみた。
音のバランスは全く変わった感じはしないが、少しツヤがでたような気がした。
よくよく考えてみると私の持っていたCDプレーヤーのパイオニアのPD-HL5もTakeTスーパーツイーターと同じように超高域の周波数成分を発生させる技術が使われていおり、それは「Hi-bit・レガート・リンク・コンバージョン」というものだった。
★以下パイオニアのPD−HL5 のメーカーサイトより
*「Hi-bit・レガート・リンク・コンバージョン」
CDフォーマットでは、記録される周波数の上限は20kHzまで、量子化ビット数は16ビットと決められています。しかし、自然界の音や楽器の音には20kHz以上の周波数成分や量子化ビット数の最小分解以下の微小レベル成分も含まれています。つまり、厳密にいえば、CDにはオリジナルの信号波形そのものが記録されているとは言えません。
そこで当社は、CDフォーマットではカットされている20kHz以上の周波数成分を推定して生成する"レガート・リンク・コンバージョン技術"を開発しました。また、CD再生におけるもう一つの課題であった'微小レベルでの滑らかな波形再生'を実現する為、"Hi-bit化技術"を開発。CD上のデータをもとに原音の波形を推定し、16ビットオリジナルデータを24ビットデータに再量子化し、ダイナミックレンジの拡大と量子化歪みの低減を図り、滑らかな波形の再生を可能にしました。
確かに発売当時、PDーHL5は同価格帯の他のCDプレーヤーとは違う良さがあった。
解像度も高くワイドレンジ感もあり滑らかだったので購入に至った。
不思議なことに20KHzはおろか10KHzくらいまでしか明確に聞き取れないのはずの年季の入った耳だが、それより遥か高い高音を出して可聴帯域に対して効果があるのは本当に不思議なものだ。
Take Tのスーパーツイーターは、ベルデンのスピーカーケーブル8460にY型プラグを付けスピーカー側の端子に繋げ、アンプと接続するメインスピーカーケーブルはバナナプラグで同じくスピーカー側の端子に繋がっている。
ベルデン8460は適度に固く細いため、本当に小さなTakeTにハンダ付けせずに巻きつけて接続できるので重宝している。
ハンダの熱でTakeTの薄い金属の膜を痛めて壊してはいけないので、接続の際は気を付けたほうが良い。
TakeTは数年前に購入したが、今でも外さずにaudio proのFS-20に貼り付けて使っている。
これはオカルトやプラッシーボ効果なのかわからないが、取り外すと寂しくなる感じがするのは不思議なものだ。
電子体温計の計測終了の音に時々気づかない私でも、Take Tの効果を実感しているので、もしかしたら若い方のほうがもっと効果が感じられるかもしれない?
2020年6月5日 更新
2020年2月4日 (初回投稿)