人生を豊かにする!! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog

高音質を求め続ける方へ贈る!私のオーディオ経験をご紹介(☆初心者からマニアまで☆)

オルトフォンのカートリッジ 使いこなし(注意点もあり!)

レコードプレーヤーのカートリッジの使いこなし!

 


 レコードプレーヤーの楽しみ方としてカートリッジの交換がある。

 

 以前に記事にしたが、TEACのレコードプレーヤーに付属しているオーディオテクニカのカートリッジの針を購入後1ヶ月もしないうちに壊してしまった。

 

 それでオルトフォンのヘッドシェル付きのカートリッジに交換した。

 

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 カートリッジの交換による音の変化の大きさを実感した。

 

 だが、その音の変化は私の耳にしっくり来なかった。




 そこで今回は、新しいオルトフォンのカートリッジを手なづけてみようと思う。



・カートリッジに対する音質対策方法として以下の項目が挙げられる。



1.ヘッドシェルへの取り付けネジ・ワッシャーの交換

 

2.シェルリード線の取替

 

3.ヘッドシェルの防振対策



今回は、3.ヘッドシェルの防振対策の一部を実践してみた。







1.カートリッジの交換ネジを探すも、、、。

 
 オルトフォンの新しいカートリッジをこのまま無駄にしたくはなかったので、色々調べているうちに、カートリッジのネジの交換が効果があると知った。

 

 これを是非試してみたいと思い、ヨドバシカメラのオーディオコーナーに寄ってみた。

 

 そこにはオヤイデ電気のカートリッジの交換用ネジとワッシャーのセットが販売されていた。

 

 

  しかし、そのセットは2種類あり、長い方と短い方のどちらを買えばよいのかが分からない。



 店員さんを探して、「オルトフォンのカートリッジに対応しているにはどちらか?」と質問すると、"オヤイデ電気とオルトフォンに問い合わせして、あとで携帯電話の留守電に回答する。"との事となった。

 

 しかし、その留守電には"どちらのメーカーにも問い合わせたが、明確な回答が得られなかった。"との事。


<注意点>

 後に自分でもネットで調べてみると、どうやらカートリッジのネジはM2.6というものが通常使われており、オルトフォンなど一部の海外製のもの中にはM2.5が使われている事を知った。



 それでM2.5のカートリッジ用の交換ネジを探したところ、aetから発売されてるものを見つけた。

 

 

 

  このネジは、固有の共振を避けるように中空構造になっており、しかもネジ1本がM2.6とM2.5の両方にも対応しているという優れものだった。🌟

 

 価格が結構高く、気軽に試すのは私にとっては敷居が高かった。



 それで、カートリッジのネジ交換を今回は見送ることにした。




2・シェルリード線の交換について

 

 オヤイデやオーディオテクニカなどから発売されている。

  

 シェルリード線を交換するとスピーカーケーブルの交換のように、好みの音に出会えるかも知れない。

 

 

 

 今回は実施していないが、いずれ試してみたいと思う。




3.ヘッドシェルの防振対策①②

 
 これは、バックロードホーンスピーカーでおなじみの長岡鉄男氏による対策方法である。

 

①ヘッドシェルにカートリッジをブチルゴムで貼り付ける。(未実施)

 

 これに関しては、今回のところ見送ることとした。

 

 なぜなら、一度ブチルゴムテープで貼り付けると今度はカートリッジのシェルに対する前後の調整(いわゆるオーバーハング調整。)がやりづらくなるからだ。

 

 前回の記事でオーバーハング調整は実施済みだが、しかしこれはあくまでも基準値に合わせたのであって、ここから更に追い込んでいくことでも音質改善が可能らしいからである。

 

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 私はカートリッジの扱いにまだ慣れていないので、ブチルゴムテープくっ付けたカートリッジを貼ったり剥がしたりしているうちに、この間のように針を折ったりしそうで怖いのもある。

 

 せっかく読んでいただいて申し訳ないが、ブチルゴムを使うのは先延ばしにしたいと思う。 

 

 

 なおブチルゴムの効果は長岡鉄男氏によると、針先の振動がシェルやトーンアームに伝わらない事と、逆にトーンアームやシェルが受けたターンテーブルなどの振動がカートリッジの針先に伝わらないようになり、とても繊細な音になるそうだ。




②自作の鉛リングワッシャー(実践)

 

 私の購入したオルトフォンのヘッドシェルの根元には、トーンアームとの接合部にあたるところにゴムのリング状のパッキンが初めから付いている。

 

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 他のカートリッジも概ねそのようだが、このゴムパッキンの役割はトーンアームとシェルとの接合部でガタツキをなくすものでシェルリングワッシャーと呼ぶ。長岡鉄男氏によればこのゴムリングは出来ることなら外したほうが音が良いとのこと。



 そこでガタツキが気になる場合は、鉛を使ってリングワッシャーを自作すると安くて音も良いとの事なので、今回これに挑戦してみた。



 昔に使った鉛テープの残りがあるので、今回それを使ってリングワッシャーを作成。



 鉛テープはオーディオ機器の防振対策用として今でも売られている。

 

 

 

<自作鉛リングワッシャーの作り方>

※写真はオーディオテクニカのヘッドシェル付きカートリッジだが、オルトフォンでも同じことである。

 

①シェルからゴムリングワッシャーを外す。

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②ゴムリングワッシャーを鉛テープの上に乗せて型を取る。

  

*写真は精密ドライバーのマイナスを使って鉛テープに型取りしたが、針でも、シャープペンシルでもやりやすい道具を使うと良い。

 

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③型に沿ってカットする。

 

*結構な細かい作業になるが、鉛は柔らかいので大体の大きさでも馴染んでくれるのであまり気にしないで良い。

 

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注意:ゴムのリングワッシャーほど伸び縮みしないので、シェルの根本に入れやすいように一部切断しておく。

 

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④これをシェルの根元に取り付ける。

 

手で伸ばしたりしながらなじませると良い。

少々輪っかの隙間があってもよいが、重ならないようにすること。

 

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⭐実際にオルトフォンのヘッドシェルのゴムリングワッシャーを取り外す。

 

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⭐自作の鉛リングワッシャーに取り替える。

 

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 後はトーンアームに取り付けて、またはじめから0バランス調整、針圧調整、アンチスケーティングの調整をして完了だ。

 

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*厳密に言えば、ゴムリングワッシャーの厚みと自作の鉛リングワッシャーの厚みが異なるので、オーバーハング調整が必要だが今回は省略した。




<自作鉛リングワッシャーに取り替えた結果>

 

 音質については、事前にゴムリングワッシャーのままで2枚のレコードをじっくり聴き込んでから、自作の鉛リングワッシャーに取り替えて試聴した。



 結果、初めてオルトフォンのカートリッジに取り替えたときに感じた耳の奥にボーカルやサックスが押し込まれるような感覚はかなり薄らでだいぶ聴きやすくなった。

 

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 やはり、シェルやトーンアームが鳴いて中高音に色付けされていたように思われる。



 鉛の自作リングワッシャーに交換してから、更にレコードを何枚か聴いているうちに音質がどんどん良くなっきたように感じた。

 

 

 私は週末ごとしかメインシステムのオーディオでレコードを聴かないが、先週初めてオルトフォンのカートリッジを聴いた音とは明らかに異なっている。



 今までオーディオ機器やケーブル類などオーディオアクセサリーのエージングによる音の変化を幾度となく体験してきているので、カートリッジにもエージングが必要だと思った。



 カートリッジのエージングについては、ある商品の購入レビューなどで「48時間ぐらいで音が変わってきた」とか、「レコードを10枚くらい再生した後から音が良くなってきた。」などエージングによる音の変化を肯定するものもあれば、否定するものもある。

 

 Twitterのフォロワーさんたちのコメントでは、エージング効果より針圧の調整のほうが音の変化に有効である事も教わった。



 そこで、針圧もオルトフォンのこのカートリッジの基準値が1.8gであるが、2g以上にしていくと確かに音が太くなる。

 

 逆に1.5g位にすると何か不安定な感じがする。

 

 今日のところは、基準値1.8g強(2gより気持ち手前)が丁度良かったように思うが、しばらくすると変わってくるかもしれない。

 

 しかし、アナログレコードプレーヤーの世界は繊細だとつくづく思う。

 

 ハウリングの対策もかなりシビアに行わなければならなかった。

 

 

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 実はTEACのレコードプレーヤー付属のオーディオテクニカのカートリッジ専用の交換針も手に入れいている。

 

 


 

 

 

 

 初めて付属のカートリッジでハウリング対策後の音を聴いたときの音質の良さが忘れられなかったからだ。

 

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 これからは、2種類のカートリッジの聴き比べが出来るので楽しみが増えた。



 ラックスマンのプリメインアンプはMCカートリッジ対応なので、そのうちMCカートリッジも手に入れてみたいと思うが、下手をすると私が使っているTEACのレコードプレーヤーより価格が高いものも珍しくない。

 

 

 

 

 

 レコードの収集もしたいので、MCカートリッジはしばらくはお預けにしておくとしよう。

 

2020年3月21日

 

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