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団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

ベルデン88760の個性 ヨドバシカメラで見た!プロケーブル?

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ベルデン88760という個性

 

・ヨドバシカメラにプロケーブルが売っていた!?

 

 先日、レコードのカートリッジのビスを探しにヨドバシカメラに行ってきた。

 

 オーディオコーナーは相変わらず、店員さんが見当たらない。



 店員さんが来るまでの間、オーディオコーナーをぶらぶら見て回るとショーケースの中に何処かで見たことのあるケーブルが飾ってあった。 

 

 まさかと思ったが、それは艶々と赤いベルデンの88760だった。

 

 昔、インターネットでプロケーブルのサイトを初めて読んだとき、「ジャズにはベルデン8412が良い!何故ならアメリカの録音機器にはベルデン8412が使われている。」的な、ジャズとオーディオ好きには放っておけない文章が書かれていた。

 

 

 

 

 何年も前でいつだったか覚えていないが、当時は仕事中も8412が頭から離れず、外回りの合間にヨドバシカメラへ行き、オーディオコーナーの店員に「ベルデン8412のRCAケーブルは有るのか?」と尋ねた事がある。

 

 しかし店員は、” ベルデンのスピーカーケーブルはあるけど、ベルデンのRCAケーブルは聞いた事が無い。" と言う返答であった。



 

・プロケーブルが、自作ケーブルにハマるきっかけに。

 

 当時、私はネットショップで買い物をする習慣が無かったので、ベルデンの事は諦めてしばらく忘れていた。

 

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 ある時、プロケーブルが大阪の日本橋に店を構えている事を知りベルデン8412のRCAケーブルを早速買いに走った。

 

 そのころ私のシステムでは、屋内配線で使われるVVFコードで作ったRCAケーブルを使っていた。

 

・VVFコード

 

 

 

 ベルデン8412に期待を膨らませ音を聴いてみるが、柔らかく輪郭が曖昧で高域が伸びない理想とは掛け離れた音質だった。

 

 

 今思えばそれもそのはず、当時の私のシステムはVVFのRCAケーブル、キャプタイヤの3.5sqのスピーカーケーブルを使っており、柔らかさとは無縁の音を追究していたからだ。

 

・キャブタイヤケーブル

 

 その後、プロケーブルのサイトを眺めてみると、赤くいかにも硬そうなベルデンの88760が目に留まり、直ぐに日本橋の店で購入した。

 

 

 家に帰って早速鳴らしてみると同じベルデンでも8412とは正反対のカチッとした88760の手触りと同じ音が鳴った。

 

 しばらくVVFコードと併用して使う事とした。

 

 

 以前のAVシステムではテレビ の外部音声出力をプリメインアンプにつなぎ、MX-20と言うスピーカーでMXサラウンドを楽しんでいた。

 

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 テレビの音声もRCAケーブルによって音がコロコロ変わる。

 

 ガッツリとプロケーブルの影響でモガミ 2534 にも手を出していた。

 

 いつの間にか、ベルデン8412と88760とモガミ 2534のRCAケーブルを何本も自作しAVシステム、サブシステムなどで使用した。

 

 RCAケーブルも3種類の音があるとセッティングをするのに重宝する。

 

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・ベルデン88760は、プロケーブルの試聴室の音がする。

 

 今はどうか分からないが、大阪の日本橋にあるプロケーブルの小さな店の奥には試聴室があった。

 

 一度だけ、試聴した事がある。

 

 その部屋は薄暗く、パソコンのディスプレイの光でようやく機器が見えるぐらいだった。



 2、3人掛けのソファーがリスニングポジションなのだが、スピーカーとの距離が結構近い。

 

 ちょうど応接セットのソファーに自分が座って、その向かいにテーブルを挟んで相手がソファーに座っている距離ぐらいだったと思う。



 機器類はプロケーブルのサイトで紹介され絶賛していた、15インチウーファーとホーンツイーターのエレクトロボイス(もしくはJBLだったか。)のPA用スピーカーとクラウンのパワーアンプにMacのパソコンが繋がれていたと思う。

 

 ソフトは多分iTunesだっただろう。

 

 試聴したアルバムは、私の身体に染みついている「カインド・オブ・ブルー」から名曲So what を選曲した。

 

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 エレクトロボイスやJBLのスピーカーは、学生の頃よく通っていた日本橋でんでんタウンのオーディオショップでイヤと言うほど聴いていた。

  

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 しかしプロケーブルの試聴室に置いてあるエレクトロボイス(もしくはJBL)は、私の記憶している音とは掛け離れていた。

 

 何曲か聴かせてもらったが、音の癖と言うか個性といえばいいのか?どこかで感じた音のニュアンスがある。

 

 薄暗い中、視聴室の機器を見渡すとアナログケーブルにベルデン88760が繋がれていた。

 

 なるほど、これは88760の音のニュアンス(癖?)だと気がついた。

 

 カチッとして、ドライで少しザラッとした高音が抜け切らない感じ。

 

 低音は弾力や下に伸びるというよりも、少し押し出しのあるまとまって出て来る感じ。

 

 店の外にもパイプシャッターのような柵越しに、プロケーブルのシステムがあり結構な音量で鳴らされている。

 

 車に気をつけながら少し離れてリスニングポジションをとり、その音を聴いてみるとやはりベルデン88760の音が感じとれた。

 

 ネットで ”ベルデン88760の音は無色透明“的な表現がされている記事を何度か見た事があるが、私が聴く限り88760は個性的な音に感じられる。

 

 実際に自分のシステムに導入していた事があるので言えるのだが、サブウーファー 用にRCAケーブルを作った時も88760の低音は下に伸びきらないが輪郭の際立つ音がしていた。

 

 私のAVシステムでサブウーファーに88760を使うとウーハーの位置が明確になり過ぎるので、もう少しアバウトな低音のする8412を採用している。

 

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・ベルデン88760の今は、、、、。

 

 サブウーファーで使っている8412と以外のベルデン88760やベルデン8412、モガミ 2534などのほとんどの自作したRCAケーブルはフリマアプリで売ってしまった。



 思えば、それぞれ個性豊かなケーブルで楽しませてくれたと思う。

 

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 それらのケーブルに出会っていなかったら、今でも他のケーブルに目もくれずに何度も入力端子を壊したあのVVFケーブルをRCAケーブルとして使い続けていたかもしれない。

 

  先日、自作ケーブル用に買っていた88760が1m程残っていたので、初めて導入したレコードプレーヤーのアースケーブルとして加工して使ってみた。

 

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 驚いたことに、レコードの音の輪郭が明確になった感じがする?。😳

 

 しかし、アースケーブルにまで個性を出してくるとは、、、?!🤔

 

 さすが、警報線は強い!🤨

 

 

2020年3月22日

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