人生を豊かにする! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog

団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

オーディオ・リスニングルームの電球で音質が変わる?

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日本の家の照明は明るい

 家電量販店やホームセンターでも電球色など色味のついた蛍光灯より、昼光色や昼白色が多く並べられている。

 イギリスに嫁いだ妹が、たまに日本の実家に帰ってくると

"なんでこんな電気明るいんや〜?"

と夜でも昼間の明かるさほどの蛍光灯の光を眩しそうに見て言う。

 

 照明は遡ると、ろうそく、ガス灯、白熱灯、水銀灯、蛍光灯、ハロゲン、現在は蛍光灯からLED照明に変わってきている

 

 日本では提灯や行灯で、欧米ではオイルランプなど、どちらも温かみのある炎の色が灯りのルーツなのに、日本人はとにかく明るい方を好む傾向があるようだ。

 LGの有機ELテレビ の記事で見た事があるが、日本に出荷する製品は日本人向けに画質をチューニングしてると言う。

 それは他の国よりもより自然光での鮮やかな色を好みにする傾向があるので、他の日本メーカーと並べて引けを取らないように調整しているとか。

 

 オーディオルームの照明はどのようなものが良いか?

 人それぞれと言ってしまえばそれまでだが、出来るだけ蛍光灯は使わな方が良い。

 蛍光灯は電気ノイズの源であり、電源に影響があるのと実際に蛍光灯器具に耳を近づけると解るがジーと音が出ている。

 今は所有していないが、携帯ラジオがあれば簡単にわかるのだが、電気的なノイズの原因を探るために携帯ラジオ片手に部屋の中をうろうろしたものだ。

 蛍光灯器具に近づけると明らかにラジオからノイズが出ていたことを記憶している。

 

 オーディオルームはスピーカー以外から余計な音が聞こえないようにと防音対策をしても照明器具が蛍光灯では蛍光灯器具本体から発せられるジーというノイズと電気的なノイズが発生する為、音質的によろしくない。

 実家でオーディオを聴いている時代に、天井の埋め込みダウンライトに省エネ目的で電球型蛍光灯にしたらジーという音がかすかに聞こえて白熱球に戻したことがある。

 

 現在の私のオーディオルームは和室で、天井に和風の四角いカバーの蛍光灯器具を入居当初から設置していた。

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 昼白色のサークライン蛍光灯だったが電球色に変えて部屋の雰囲気を変えてきた。

 部屋の天井の中心に照明器具用のコンセントに照明器具を接続してるので、部屋全体を満遍なく照らすものだが、前々からオーディオにスポットライトを当てるようなものがいいと思っていた。

 

 ある時、色々探して価格も安く和室にも合うデザインのものがあったので購入して取り替えた。

 

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  白熱灯が4つスポットライトのように1列に並べられており、4灯がそれぞれ向きを変えられるものだ。

 器具から垂れ下がったチェーンで、4灯全灯、左右のみ、真ん中2つのみという3パターンの切り替えができる。

 左右2つでオーディオを照らし、真ん中2つをリスニングポジションに眩しくない程度に向けて手元を照らす。

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 左右のオーディオを照らす為に強めの電球100w相当LEDランプとし、真ん中2つをそれぞれ60wの白熱球にした。

 電球型LEDと白熱灯を混在させたのはあえて実験を兼ねて行った。

 当初LEDも蛍光灯と同じくノイズを発すると言われていたが、最近のLEDはノイズが抑えられているらしい。

 

 実際、実験をしたいが携帯ラジオを持ち合わせていないので確かめられない。

 

 仕方がない耳で判断しよう、、。

 

 結果、オーディオで音楽を再生しながら、3つの点灯パターンを試したがいずれも今のところノイズの影響は感じられない。(20才代ぐらいの人はわかるかも?)

  蛍光灯から今回のLEDと白熱灯混在の照明器具に交換して、実際オーディオの音質が良くなったかどうがは正直わからなかった。

 しかし照明器具に耳を近づけても、ジーと言う蛍光灯のようなノイズはなくなっているのは確かだ。

 見た目に天井もスッキリして、和室でも違和感がなく埃が積もらないので大変気に入っている。

 大音量で鳴らしても余計な共振もしていないようだ。

 

 

  尚、本当は全部白熱灯が良いのだろうが、白熱電球はパナソニック、東芝も既に製造していない。

 

 

  白熱電球の「白熱」とは電球の中にある針金のようなもので、それをフィラメントと言う。1800年代にイギリスの”ジョセフ・スワン”という人がフィラメント電球の実験に成功し、その後”トーマス・エジソン”が研究を重ね約140年前に実用的な電球に完成させた。

 

 そんな暖かい光を放つ白熱電球が市場からなくなるのは、

時代とは言え寂しいものだ。 

  真空管アンプもいつか無くなってしまうのだろうか?

 

 

 2020年1月14日

 

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