人生を豊かにする! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog

団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

飲食店のスピーカーは名脇役 耳に馴染む【BOSE】

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飲食店の【BOSE】のスピーカーは優れもの

 

行きつけの飲食店のスピーカー

 

 会社では午前中に社内処理をして、12時ごろから昼休憩を1時間とり午後から外回りをする。

 昼休憩は会社に近い行きつけの店で昼食を摂る。

 最近は全席禁煙の店が多い中、そこは全席喫煙可でアフタードリンク付き。

 

 店舗はビルの地下1階に有り、歩道から直ぐに降りられる階段がある。

 

 壁や天井はプラスターボードなど内張りを貼らずに、コンクリートの躯体に直接白い塗装がされており、特に天井は荒々しいコンクリートの質感を活かしている。

 

 空調機やダクト、電灯の配管やスプリンクラーの配管もすべて剥き出しだ。

 

 床も壁も天井も音を吸うような素材では無く、カウンター内の厨房から聞こえる食器の音と店員さんの元気な声が鳴り響く。

 

 天井には黒い小型のスピーカーが各コーナーあたりに吊り下げられている。

 

それは、おなじみのBoseのスピーカーだ。

 

Bose

  

 30年以上前から販売されており、今でも飲食店に限らずいろんな店舗「Bose」というロゴが付いているスピーカーを見ることができる。

 

Bose

 

 

 

 

 

 今やBluetoothスピーカーやイヤホンなどでも有名なBOSEだが、昔はホームオーディオでも他のメーカーとは違う発想で造られたスピーカーが目を引いていた。

 

 

Bose

  

 スピーカーユニットがエンクロージャーの背面に複数取り付けられ、あえて後ろの壁にに向かって音を放射するものや、日本メーカー各社が1本59800円の30cm3wayスピーカーで物量投入合戦している中、Boseは小さなキューブスピーカーを縦に2個連結しその上下がそれぞれ向きが変えられ、低音は別の箱でユニットは箱の中に仕込まれ外から見えない。ダクトを駆動して低音を稼ぐタイプのものを発売し、オーディオ誌でも常連スピーカーになっていた。

 

Bose

 

  通常ステレオは2本のスピーカーで再生するが、店舗の天井に吊り下げられているスピーカーは空間の隅々まで音が行き渡るように複数配置されている。

 

 

飲食店のスピーカーはフルレンジが良い

 
 オーディオショップで小型のBoseのスピーカーを聴いた事があるが、アメリカンスピーカーらしく細かい音は出ないが太い元気な音がしていた。

 

 決してワイドレンジではないが小型ながらバランスが良いスピーカーだった。

 

 私が昼休みに行く飲食店は上記のとおり反響の多い空間だが、このBoseの天井吊り下げスピーカーで聴くBGMは、聴いても得に嫌な音がしない。

 

 

 

 

 

 

 

 Boseは元々空間の響きを考慮してバランスが取れるように作られているのだろ。

 

 

 

 

  レンジが狭いが上手く店舗内の響きと合わさり、聴いていても癖が感じられない。

 

 このBoseのスピーカーはフルレンジ1発のバスレフ型だが、これにツイーターやサブウーファーなど追加してしまうと多分、高音の歪みやノイズが耳につき、低音の歯切れが悪くボーカルなどの大事な中域が篭って店の居心地が悪くなるのではないだろうか?

 

 飲食店の客は音楽を聴きに来ているわけではなく、食事をしたりドリンク飲んで、友人とのおしゃべりや、商談をしたり、読書をしたり、パソコンなどの作業をする目的で来るのである。

 

 ジャズ喫茶なら話しは別だが、飲食店舗のスピーカーは我々に心地良い空間をもてなしてくれる言わば名脇役と言う存在だと思う。

  

 

 Bose

  Bose

 

 いつものように一人で、いつもの席に座り、メニューを見ずにランチを頼み、食後にコーヒーを飲む。

 

 狭い階段を降りて中の見えない扉を開けると、今日も天井の隅っこから名脇役がいつものように歓迎してくれているようだ。

 

 

Bose

 

 最近は客の数も徐々に戻ってきたようで、店員さん達も元気に忙しくしている姿に元気づけられる

 

2020年10月1日 更新

2020年2月14日 初回投稿

 

Bose 

 Bose

 

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