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団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

オーディオ高音質化! 振動対策シーリーズ ④インシュレーターについて

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インシュレーター

 

 オーディオを高音質にする為の基本である振動の対策方法については以下の通り記事にしてきた。

 

 ・振動対策の手順

  ①床の振動対策

  ②スピーカー設置について

  ③アンプやプレーヤーの設置・ラックについて

  ④インシュレーターについて

  ⑤オーディオ機器本体に対する振動制御 

 

 ※理想は①から⑤の順番に進めていく。

 

 今回は④のインシュレーターついてのお話し。

 

インシュレーターついて

 

 床からラック、オーディオ機器の設置まで、個体振動対策が前提だが、オーディオ機器とその設置台であるラックやスピーカースタンドとの間に挟むモノによって音質が変化するので面白い。

 オーディオによるインシュレーター種類の特徴は、大きく分けて3つある。

 

・①振動を吸収するもの

・②振動を押さえ込むもの

・③振動を制御するもの

 

①振動を吸収するインシュレーター

 

 振動を吸収するものとして、一番に浮かぶのはゴムだと思う。

 

 エアコンの室外機や洗濯機、冷蔵庫などが発する振動を抑えるためにホームセンターなどで防振ゴムが売られている。

 

 振動の発生源に敷く場合も、振動を受けないようにする場合にも、振動を断ち切るのに効果が、期待出来る。

 

 他にはフェルトなどの厚手の布がある。 

 

 ダイニングの椅子などの脚の裏に貼り付け、椅子を引くときに音が下の階に響かないようにする役割と引きずった時に床を傷つけない為の商品がある。

 

 これも振動を吸収するものの一つだ。

 

 スピーカーやアンプの脚の裏に薄いフェルト状のものが貼ってある場合があるが、それは主に設置する床や家具にキズがつかないようにする目的の方が濃い。

 

 

 ウレタン類なども振動を吸収する。ショッピングセンターなどで子供の遊ぶキッズスペースの床などに敷かれており、子供が転けても怪我をしないように衝撃を吸収するものだ。

 

 これもフェルトと同じで薄いものがオーディオ機器の脚に貼られている場合がある。これはフェルトよりもう少し振動を積極的に吸収しようとしている。

 

 

 

コルクも効果的な素材。

 

 コルクボードなど壁に写真やメモを押しピンで刺すなどものやワインの栓などによく使われている。

 

 木製の割には柔らかさがあり振動を吸収する素材として有効だ、スピーカーのバッフル(正面の板)にコルクシートを張って防振しているものもあるくらいだ。

  

 

 重量物やガタツキの防止で振動対策してき も、振動エネルギーは結構大きいため、完璧に防振する事は難しい。

 

 そこで残った振動を少しでも吸収することで、オーディオ機器に振動が伝わりにくくなり機器内部のパーツやメカに悪影響を与えないようにする。

 

 

②振動を押さえ込むインシュレーター

 

 床の補強の為やラックなどに、厚手の板や御影石、コンクリートの板などを敷くと、スピーカーから発せられる振動を押さえ込む効果がある。

 

 

 それでも完全には抑え込めないので、最後に信号が到達する機器側と接触する部分、いわゆる脚にもこのような対策をすると効果的だ。

 

 重くて比重の大きいもの代表に鉛がある

 

  昔は東急ハンズの素材コーナーに多種多様の金属があり、その中に円柱状の鉛があった。

 

 いろんな機器に挟んだが、非常に効果があった記憶がある。

 

 振動を押さえ込む為には、その素材そのものの鳴きがない必要があるが鉛は格好の素材だ。

 

 タオックというメーカで、これも重くて鳴きが少ないものとしてスピーカースタンドやオーディオボードからインシュレーターまで多数の商品がある。

 

 タオックのインシュレーターが初めて発売された頃は、オーディオ評論家も絶賛していたことを記憶している。大変息の長い商品で今も高い評価がされいるということだと思う。

 

 

③振動を制御するインシュレーター

 

 振動エネルギーは思いのほか大きい。

 

 振動を吸収することや押さえ込むということより、積極的にその振動を活かそう言う発想のインシュレーターもある。

 

 硬い金属製のものでスレンレスや真鍮製のものがある。

 

 

 他に強化ガラスを円柱状にしたもの。

 

 

 木製のものもある。

 

金属製のものは、楽器で言えばトライアングルやシンバルなどを思い浮かべるが、

 

 金属製のインシュレーターを使うと実際にオーディオの音も高音域に影響し、金属的な音が強調される。

 

 木製のものも楽器によく使われている素材で、オーディオとの相性がいいのか温かみがあるなどと言われている

 

 ガラス製のインシュレーターはオーディオの音がクリアーなるという。

 

 これら素材の固有の音がオーディオにもそのように影響するという嘘みたいな本当の話である。

 

 インシュレーター固有の音を積極的に活かしてオーディオを好みの音に追い込むのは非常に効果的だ。

 

 ホームセンター(東急ハンズも行ってみると良いかも?)などで、木のブロックやコルク板(シート)、金属製のブロックや袋ナットや防振用のゴム板、家具用のフェルト、ウレタン(例えば風呂の床に敷くもの)などがいろいろな素材が売っているので先ずそれらを購入し音の傾向を知るのも良いかもしれない。

 

 オーディオアクセサリーを視聴するのは、なかなか難しいので購入するときはその素材を良く理解した上で購入する事をオススメする。

 

2020年1月26日

 

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