有機ELテレビで、アルバムジャケットが消えてしまう?
リビングオーディオのテレビは液晶が良い。その理由とは?
Spotifyで音楽の聴き方が多種多様になった!
ピュアオーディオでアナログレコードやCDを再生したり、PCオーディオでダウンロードした曲を聴いたり、最近では、AppleMusic、Amazon Music、Spotifyなどのサブスクリプションが盛んだ。
そしてAmazon Music HDやmora qualitasなどで、サブスクリプションでもハイレゾ音源が聴けるようになってきた。
Spotifyは、”Spotify Connect” といってパソコンやスマホだけでなく、ネットワークプレーヤー、AVアンプ、スマートスピーカー、Apple TV や Chromecast 、AmazonのFite TV、有機ELテレビ、液晶テレビなどいろいろな電化製品で音楽が再生出来る点では、数あるミュージック・サブスクリプションの中では先を行っていると思う。
これにハイレゾがストリーミング出来ると最強なのだが?
まだ噂が聴こえてこない。
👇Spotifyのサイト
テレビのあるリビングオーディオ
若者のテレビ離れという事が言われいてるが、最近はがコロナの影響で自宅で過ごす事が多くなりテレビの視聴率が上がってきているという。
しかし、テレビは放送番組を観るだけの家電ではなくなってきている。
光回線など高速インターネットの普及により、Amazon Primevideo Netflix、hulu、U-NEXTなどの動画配信サービス(VOD)も盛んになっており、テレビのリモコンにワンタッチで切り替わるYoutubeやNetflixのボタンが備わっていたりする。
音楽ストリーミング専用のSpotifyは、SpotifyConnectに対応しているテレビであれば、スマホなどからキャストしなくてもテレビ単体で音楽再生ができる。
テレビ画面で、曲を検索しやすいように、アルバムジャケットやアーティストの写真やプレイリストなどが映し出される。
特に再生中の音楽のアルバムジャケットが画面に映し出されるのは何気にオシャレだ。
アルバムジャケットを立てかけながら、アナログレコードを聴いているような感覚に近いかもしれない。
有機ELテレビの弱点
有機ELテレビでは、画面がアルバムジャケット代わりになってくれない。
せっかくお気に入りのアーティストのアルバムジャケットが画面に映し出され気持ちよく音楽を聴いていても、しばらくすると画面が真っ暗になってしまうのである。
下は私のリビングにあるLGの有機ELテレビの写真だが、Spotifyで再生している曲のアルバムジャケットが写っている。
しかし、しばらくすると下の写真のように、打ち上げ花火のような模様が、ランダムに位置を変えて画面に映し出される。
これはスクリーンセーバーと言う機能が働いている為だ。
スクリーンセーバーと言えば、パソコンで作業をしていて、しばらく放置するとモニター画面が設定した画像に切り替わるという機能。
昔のパソコンのモニターディスプレイはブラウン管だったので画面の焼き付き防止の為にスクリーンセーバーが備わっていた。
液晶ディスプレイになってから画面の焼き付きの心配はなくなったのだが、ディスプレイをつけっぱなしで、その場を離れたりした場合など、プライバシーを守るためにスクリーンセーバー機能が役だっている。
有機ELテレビもブラウン管テレビと同じく、画面の焼付きが弱点なのである。
プラズマテレビでもそうだったが、例えば朝の番組の画面の左上らへんに常に映っている時計表示の箇所が焼き付いたりすると言う問題があった。
ようするに有機ELテレビで、静止画を映し続けることが画面の焼付きの原因であるため、Spotifyで再生されているアルバムジャケットやアーティストの顔などの画像が一定時間動かないとスクリーンセーバー機能が働いてしまうのである。
私の寝室のAVシステムは液晶テレビなので、Spotifyで音楽をリピート再生しても、いつまでもテレビ画面はその時流れている曲の入ったアルバムジャケットが映し出されている状態になる。
画質は有機ELテレビが圧倒的に優れている。
部屋のインテリアとして、ポスターや絵画を飾る様にテレビ画面を利用する場合、今のところ液晶テレビという選択になる。
液晶テレビのメリットと有機ELテレビのデメリットが表れた一例として、ご参考にしていただければと思う。
自分の家に有機ELテレビが来て使ってから初めてわかった事である。
2020年4月22日