人生を豊かにする! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog

団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

自作スピーカーの高音質化 ジルコンサンドと鉛粒 

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やろうと思って気がつけば何年も経っている

やらない言い訳として、時間がない・忘れていた・面倒くさい・また今度やろうと思っていた、、などなど。

 

 以前から紹介している自作スピーカーの10cmフルレンジバックロードホーンのスーパースワンだが20年以上経ってようやく塗装仕上げをしたことは前回の記事にも書いたが、これもやろうと思ってやれていない事だった。

 やればいいのに現状に満足していたので手を付けていなかったのだが、他にもまだやっていない事があった。

 

 スーパースワンには、ボディーの中央部分にデッドスペースがある。

 上から見ると四角い細長い穴があり、寸法は50mm×80mm×深さ400mmほどで、設計した長岡鉄男氏のスーパースワンの作成記事には、「パーツはFE108スーパーとターミナルの他に、砂粒状鉛20kgが必要である。これは砂などで代用せず、ぜひ砂粒状鉛を使って欲しい。この鉛はパーツのひとつと考えて欲しい。」と記載されている。

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 砂粒状鉛は結構値段が高く、私はホームセンターで玉砂利を購入してデッドスペースに詰めていた。

 

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 実は何年か前に砂粒状鉛は5kg買っていたのだが放置したままだった。

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 又、スピーカースタンドやオーディオラックの支柱の空洞部にいれると鳴きが抑えられ音質の向上が図れると評判だったジルコンサンドも5kg購入していたがこれも放置していた。

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 スーパースワンも塗装仕上げをして高音質になり解像度や情報量のアップが図れたのだがFE108solのクセなのか少し高音が耳につくのが気になりだした。

 他にやることが無いかと考えていたところ、後回しにしていた砂粒状鉛とジルコンサンドの存在を思い出した。

 

 私が作ったスーパースワンは、デッドスペースに何も入れていない状態で、1台あたりの重量は約15kg。ホームセンターで購入した砂利を入れると約17.5kgとなっていた。

 ようするに1台あたり2.5kgのウエイトがかかっていた事になる。

 しかし、手元にある砂粒状鉛は5kg、2台に分けてこれも2.5kgのウエイトにしかならない。

 交換しても音質に違いが出るのだろうか?

 

 やってみなければ解らない!

 

 早速、スーパースワンを天地ひっくり返して砂利を取り除く。

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 2.5kgといえど結構な量である。 

 先ほどデッドスペースの寸法を説明したが、砂利はそのデッドスペースに満タン入っていた。

 これを砂粒状鉛に入れ替えるとデッドスペースにはまだまだ余裕があり、砂粒状鉛は穴の底の方に半分にも満たない状態と見受けられる。

 当然、砂粒状鉛も2.5kgずつなので、1台あたりのスーパースワンの総重量は17.5kgと砂利のときと変わらない。

 この状態で元の位置にスーパースワンをセッテイングしなおして、音楽を聴いてみた。

 第一印象は、あまり歴然とした違いはわからなかったが、高音が綺麗に伸びるようになった感じがする。

 しばらく聞き続けると中低音の楽器の奥行き感が増している感じもするが、激変とまでは行かない

 

 せっかく重い腰を上げたのに大した効果がなかったので残念だが、よくよく考えると長岡鉄男氏は20kgの鉛を必須パーツだと説明していた。要するにスーパースワン1台あたり10kg必要となる。

 ところが私は2.5kgしか入れていない。しかもデッドスペースにはまだまだ空洞がありこれも音に影響しているかもしれない。

 鉛を買い足すのも5kgあたり5000円程するので、後15kg買い足すとなると1万5千円の出費となる。

 20年前はもっと安かったはずだ。早く買っておけばよかった。

 と、言っていても仕方がないのでこの勢いで、ジルコンサンドも2.5kgずつ砂粒状鉛の上から足すこととした。

🌟砂粒状鉛を傘の袋にいれたところ

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🌟ジルコンサンドを傘の袋に入れた状態

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 スーパーや商業施設の入り口に雨が降っているときに濡れ傘を入れる袋を2重にしてそれぞれ入れている。こうする事で、何かあった時に取り出しやすい。また今回のように鉛粒とジルコンサンドが混じらずに済む。

 これはコイズミ無線とメールでやり取りした際に教えて頂いた方法だ。

 さらにコイズミさんからは、”初めからデッドスペースに満タンにいれる必要はない”というアドバイスも頂いてた。

 鉛とジルコンサンドの混合でスーパースワン1台あたりの重量は20kgになった。

 当然だが鉛粒2.5kg+ジルコンサンド2.5kgなので1台あたりデッドスペースに入った重量は5kgになる。

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 やはり5kg増えるとずっしりと重くなる。

 

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 早速、先程聴いた曲を再生してみた。

 これはびっくり!かなりSN比がよくなった感じだ。

 高音は繊細になり、低音が明らかに懐が深くなった。

 ドラムやウッドベースの沈み込みがよく、音に高級感が増したという感じで

確実に奥行き感が増した。

 ジルコンサンドの振動吸収力の威力かも知れない。

 これでしばらく様子を見ることとした。

 

★ジルコンサンド         

★こういう鉛もあるようだ

 

  以上、私のように鉛砂状粒やジルコンサンドまで準備していて放置していた事は、非常にもったいない時間を過ごしてきた。

 体力のあるうちに出来ることは早めにしておかないといけない。

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2020年1月17日

www.audiojazzlife.com

 

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