初めてでも簡単!
PC100USB(DAコンバータ)を使えば立派なPCオーディオ
今まで3台購入し続けているDACはPC100USBシリーズ
PCオーディオには疎いが、音にはうるさい?
今でこそ、HDDをSSDに換装したりしているが、以前はPCのことはサッパリわからなかった。
パソコンは2014年春モデルの東芝のノートパソコンをヤマダ電機で購入した。
なぜ東芝のノートパソコン Dynabookを選んだのかというと、東芝はPCのサポートが無料だったから。
できるだけ長期間使うために、CPUはCorei7、メモリ8GB、HDDが700GBと2014年の春モデルではスタンダードノートPCの中ではハイスペックなものを選択した。
同じCorei7でも、2014年から2020年の6年の間に処理能力が飛躍的にアップしており、中古のノートパソコンを買おうとしている方はCorei7だからといって、安易に飛びつかない方が良いことを付け加えておく。
CPUの比較サイトで確認した方がよい。
話はもどるが、ノートPCを購入したきっかけは、Yahoo!BB ADSLからフレッツ光でインターネットも電話もまとめて 契約変更したときだった。
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ネット回線を契約するときに、いろいろなオプションに入らされたが未だに外していないオプションがある。
それは「リモートサポート」というもので、パソコン操作などに困ったときは、すぐにサポートセンターに電話して、遠隔で私のパソコン画面をサポートセンターと共有して問題解決を行っている。
ググって解決出来ない場合、東芝の無料サポートかNTTのリモサポを頼っているほどPCに疎いと言うことである。
オーディオは、長年の趣味として色々と自分なりに試行錯誤して来たが、パソコンの苦手意識は無くなりそうもない。
【PC100USB】で”PCオーディオのハードル”が一気に下がった!
”PC”という文字の後に”オーディオ”という言葉がつくと、なんとか自分もPCオーディオなるものを構築したいと考えるようになった。
そんなときに助け舟となったのが、FOSTEX ボリュームコントローラー PC100USBものだった。
フォステクスのホームページによると、アクティブスピーカーPM0.4n用の音量調整をするための機器らいしいのだが、説明を読み進めてみるとPCとアクティブスピーカーの間に入れる機器との事。
アクティブスピーカーとは、アンプを内蔵しているスピーカーの事で、スピーカー端子ではなくRCA入力端子が備わってる。
すなわちRCAケーブルで信号を入力してアクティブスピーカー内のアンプで増幅し音が出る仕組みだ。
このFOSTEX ボリュームコントローラー PC100USBは、もともとアクティブスピーカーのボリュームを手元でコントロールできる便利なもの!という目的で作られたものだった。
そのボリュームコントローラーには、イヤホン端子とRCAの出力端子(LとRがある。)の他にUSB入力端子が備わっており、ACアダプターは存在しないバスパワーで使えるシンプルなもの。
ひょっとしたら?これはPCとプリメインアンプの間にも接続できるのでは?と思い、フォステクスにメールで問い合わせた。
今でこそ、価格.comなどでDACのカテゴリーに入っているが、発売当時は「DACとして使える」というアピールはしていなかったと思う。
フォステクスから返信メールで「もちろん、DACとして是非お使いください。・・・」との回答がきたのですぐに購入した。
それから何年か経ち酷使した1台目のPC100USBが壊れ、すぐに同じ PC100USBを購入した。
後にハイレゾバージョンが出たとことを知れば、PC100USB-HRも購入した。
今までなんと!合計3つのPC100USBシリーズを購入したことになる。
なぜPC 100USBを買い続けるのか?
理由は「簡単」「コンパクト」「安い」「高音質」と3拍子も4拍子も揃っているからである。
- PC100 USB をパソコンとアンプの間に繋げるだけで、
- 特に難しい設定をすることなく簡単にスピーカーから音が再生できる。
- 置き場所に困らない手のひらサイズというのもイイ。
- 財布に優しい価格は嬉しい。
デスクトップオーディオやBGM用途では十分な音質だと思う。
今現在発売されているものは、PC100USBはハイレゾ対応 PC100USB-HRが最新だが、CD音質 32k、44.1k、48k/16 ビットでよければ、PC100USBはたまにヤフオクなどで中古も出品されている。
【e-onkyo music】やAmazon Music HDでUltra HD 楽曲などのハイレゾやロスレスに加入している場合であればハイレゾ対応 PC100USB-HRにしておいた方が精神衛生上良いかもしれないが、BGMで再生している限りではPC100USBと大きな違いは感じない。
驚いたのが、RCAケーブルを色々と交換しても音の差がしっかりと現れる事だ。
しかも、USBケーブルも微差ではあるが、交換すると違いが感じられる。
私はaudioquestのUSBケーブルを好んで使っているが、CinnamonとForestとCarbonでは音の傾向がことなる。
Cinnamonは、くっきり明確で力強い。
Forestは、響きが柔らかく広がり、高域の艶にある。
Carbonでは力強さと艶があるがエージングに結構時間が掛かった。
ケーブルによる音の違いを表現できるということは、しっかりと情報量が上流から下流へ流せているからだと思う。
PC100USB-HRは、手持ちのプリメインアンプとスピーカーをパソコンに繋いでメインシステムで初めてPCオーディオを試してみる方にもおすすめのDACで、ケーブル交換でも結構遊べる。
PCオーディオはアナログレコードと違い、サブスクなどでBGMを流しっぱなしにできたり、検索していると関連のおすすめが表示され、初めて出会う知らなかった曲や好みのアーティストなどを知ることが出来る。
キースジャレットは’70年台のマイルスバンドでエレキピアノをよく聴いていたが、最近ではすっかりアコースティックのスタンダードトリオやソロピアノのアルバムを聴くようになっている。
尚、アンプ内蔵のPC200USBシリーズも有るようだが、私は使ったことは無いので音質がどうかは判らない。
流石にこれは電源がいるようで、ACアダプターが付属している。
PC100USB-HRは3.5mmミニステレオのイヤフォンジャックも備わっており、スピーカーを使わずにヘッドフォンやイヤフォン用のヘッドフォンアンプとして使えるのも嬉しい。
2021年9月18日更新
2020年4月16日