コスパ抜群! 安くて高音質フォステクスの小型スピーカーボックスP800-E
今更かもしれないが、フォステクス8cmスピーカーボックスP-800Eとは?
知らない方もいると思うので簡単に説明すると。
FOSTEXというオーディオメーカーから発売されている、8cmフルレンジユニットを取り付けるためのスピーカーボックスである。
P-800Eをおすすめする理由とは?
🌟音が良い!
⭐非常に安い!
⭐箱の癖が少ない。
⭐ユニットの個性を潰さない。
⭐小型でどこにでも使える。
フォステクス が長年作ってきた小型フルレンジスピーカーユニットのツボを押さえたスピーカーボックスだ。
メーカー小売価格が1台で1,900円。
実売で1,600円ほどで買えてしまう激安スピーカーボックス。
私はFOSTEXのP800-Eが発売されている事を知るとすぐに買いに走った。
梱包を開け、このFOSTEXのP800ーEの実物を見て最初に思ったことは、
”仕上げを考えると、自分で材料を揃えるだけでも2,000円では無理じゃないか?!”
P800ーEはサブシステムのBGM用スピーカーのボックスとして長い間使ってきた。
音の良さは取り付けるユニットにも依存するが、低音さえ欲張らなければ、どのフルレンジユニットを取り付けても結構よく鳴ってくれた。
このスピーカーボックスに今まで取り付けたユニットは以下の通り。
FOSTEXの FE83、FF85WK
Tangband の W3-582SC
W3-881SJF
当時の写真は残っていないが、DIY audio 80AMGというユニットも使っていた。
低音さえ欲張らなければ、それぞれのユニットの個性がしっかりと出る。
これは結構大事で、エンクロージャー自体の音の癖が強いと強力な磁気回路のユニットでない限りユニットの個性よりもエンクロージャーの癖に支配されてしまう。
デスクトップオーディオにもおすすめ!その真の理由とは?
小型のメリットを活かして、デスクトップオーディオに導入しても良いと思う。
フルレンジスピーカーは2wayのようにハイパス、ローパスのネットワーク回路がないため音が良い。
低価格なスピーカーの場合、ネットワークのコンデンサーやコイル、抵抗なども低価格にせざるを得ない。
フルレンジユニットは音の悪いネットワークを通さなくて済むのである。
デスクトップに良い理由として、この形のフルレンジスピーカーはユニットがエンクロージャーの上の方にあり、デスクの天板などの反射が軽減されクリアーに鳴ってくれる。
デスクトップスピーカーに2Wayのスピーカーを導入すると、ウーファーのすぐ下で音が反射して被った音になってしまうので、スタンドで持ち上げたりする必要がある。
しかし、P800ーEはテーブルに直に置いたとしても、ユニットのかぶりが少ない。
それよりも、デスクトップの振動の方が気になる。
しかし、そんな場合でも特別スタンドで浮かさなくても、下の写真の様に薄い御影石を敷いたり、インシュレーターでチューニングするだけで良い。
サラウンド用スピーカーとしてもおすすめ!
実際に私のリビングに有るAVシステムの6.1chドルビーサラウンドのバックスピーカー(1本)として、取り付け金具を使い天井近くから下に向かって固定している。
非常に小型なので、金具などを使って天井近くに固定しやすいので重宝する。
カンすぴセット
ユニット以外に小型アンプなどとセットで販売されている。
これから自作スピーカーを初める方にとって、エントリーモデルとして非常にお買い得なシステムだと思う。
また小型8cmフッレンジでもアンプにこだわれば化けることもある。
決して侮っては行けない!
フォステクスの高音質スピーカーボックスの色々
他にもフォステクスからは10cmフルレンジタイプやバックロードホーンなども発売されている。
ユニットの開口が合うのなら、(私は削ってあわせるタイプ(^^)) フォステクスのユニット以外も試してみるのもおもしろい。
フォステクス の安くて高音質なエンクロージャーは、ユニットの違いも明確に表すので是非お試しあれ。
私は興味深いユニットが発売されたら、また使ってみようと思い、今でも保管している。
小型で場所を取らないので、保管しておくにも良い?スピーカーだ!?
2020年6月26日更新
2020年4月4日(初回投稿)