レコードを高音質で聴く為に!再生前後にホコリを取るべし!
アナログレコードは、あのチリチリというノイズに味がある、、、?
それは、わからなくもないが、
だからといって、レコード盤のホコリは放置してよいとは思わない。
ホコリはレコード針にからみつき、レコード盤の溝を正確にトレースできなくなる。
また、ホコリを放置していると溝の奥底に溜まってカビの養分にもなってしまう。
なにも神経質になれとは言っていない。
レコードを再生する前と後のルーティーンとして、ササっとホコリを除去してやるだけのこと。
アナログレコードをいい音で楽しむために・・・
【もくじ】
中古レコードを買って気がついた ホコリを除去するという重要性
所有しているほとんどが、中古レコード。
誰がどんな状態で扱っていたのか解らないレコード盤を買うのは賭けに近い。
届いたレコードがピカピカで艶々でも、いざ再生するとノイズまみれという事は珍しくない。
最初の頃に買った中古レコードがホコリまみれだったので、レコードが届くといつもレコード盤を洗う事が習慣になった。
しかし、いくら徹底的にレコードを洗ったからといっても、乾かしたしりからレコードにホコリがついてしまうもの。
家具や家電製品も放置しているとホコリにまみれて、乾いたクロスやホコリ取りでも落ちなくなる。
年末の大掃除などで経験があるかと思うが、積もり積もったホコリはこびりついており、濡れタオルや洗剤を使わないと綺麗に汚れが落ちない。
さらにホコリが湿気を取り込んだり、その湿気とハウスダストが養分となってカビが生える事さえある。
レコード盤に白い斑点があるのはカビで、長年の間カビに侵されたレコード盤は、「無水エタノール」やアルカリ電解水の「水の激落ちくん」でもなかなか取り除けない。
いつも聴くレコード盤なら再生している間にレコード針が溝掃除をしているので、まだマシだが、コレクションが増えてくると年に一度くらいしか聴かないレコードも増えてくるだろう。
レコードが増えれば増えるほどレコードジャケットにレコード盤をしまっておく前にもホコリは取り除きたいものだ。
レコード盤のホコリ取りにおすすめ!【3つのアイテム】
アナログレコード盤のホコリを取るために①②③の3つのアイテムを使う。
アイテムその①【乾式レコードクリーナー】
アイテムその②【ブロアー】
アイテムその③【シリコンローラー】
①乾式レコードクリーナーは、ホコリを掻き取る(集める)。
②ブロアーは、ホコリを吹き飛ばす。
③シリコンローラーは、ホコリを粘着させて取り除く。
この【3つのアイテム】を使うと、レコードのホコリ除去の作業が簡単で、神経も使わなくて済むようになる。
①乾式レコードクリーナーをレコードの溝に沿ってなでると、レコード盤の表面と溝のホコリを掻き取る。
ホコリが多い場合(洗っていない中古レコードなど)には、ホコリが一本の線になって集まってくる。
②集まったホコリをブロアーでレコード盤の外側に向かって吹き飛ばす。
③しつこく残るホコリはシリコンローラーで粘着させて除去する。
☆ポイント!
シリコンローラーは、汚れたら水洗いすると粘着力がよみがえり繰り返し使えるのが良い!
👇水洗いするとホコリがとれて粘着力が復活する!!
以前はブロアーで吹き飛ばしきれないホコリだけトレシーでサッサッと拭いたりするが、トレシーは使って汚れてくると逆にレコード盤にホコリをつけてしまうことになる。
トレシーはメガネのレンズを拭くような力で擦るときなどには、非常に優れたクロスなので手放せない。
更に、レコード盤だけではなく、レコードプレーヤーなどのオーディオ機器のホコリ除去にも役に立つアイテムだ。
暗い場所では、ホコリは見えない!
これまで紹介した乾式レコードクリーナー、ブロアー、シリコンローラーを使って綺麗になったと思っていても、実はまだホコリが残っているかもしれない?!
試しにスマートホンのライト(懐中電灯機能)で、レコード盤に光をあてて改めてレコード盤を見てみるとホコリが残っているのがよくわかると思う。
私は「スポットライト」でレコード盤に光をあてながら、ホコリ取りの作業を行うようにしている。
部屋の天井照明の灯りだけでは、小さなホコリは肉眼では見えにくいものだ。
スポットライトを使うと、如何にレコード盤がホコリだらけだったのかがひと目で分かる。
※詳しくは👇こちらの記事を参考に!
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2021年9月12日更新
2020年8月30日初回投稿