人生を豊かにする! ★趣味のオーディオ幸福論★ audiojazz’s blog

団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

スピーカーの魅力 自作スピーカーでそれを知る

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 スピーカーはオーディオシステムの顔

  

 

・音の出口はスピーカー

 

 オーディオ装置でお金を掛けるとしたら?

 

 という質問に大体の人はスピーカーと答えると思う。

 

 

 私自身もスピーカーによる音の違いがいちばん明確だと思う。

 

 

 スピーカーはオーディオ装置の中で、唯一音を発する機器。

 

 

 アナログレコードでも、CDでも、BDでも、ストリーミングでも、テレビの放送でも

どんなソースもスピーカーという装置から音が発せられる。

 

 

 他人のオーディオルームに呼ばれて、最初に目が行くはやはりスピーカーだと思う。

 

 

 そのスピーカーから再生される音楽を聴くと、その人のオーディオに対する向き合い方が感じられる。

 

 

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・メーカー製のスピーカーを弄り倒す

 

 オーディオを始めた時は、メーカー製のスピーカーだった。

 

 

 昔はオーディオ雑誌が主な情報源だったので、新製品や流行のスピーカーが出るたびに、自分の持っているスピーカーよりも評論家の評価や価格が高ければ音質が良いものだと思っていた。

 

 

 しかし、オーディオショップでスピーカーの比較試聴を重ねていると決して価格差だけでスピーカーは評価できないことが分かってきた。

 

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 私はダイヤトーンの30cm 3wayスピーカーを使っていたときも、エレクトロボイスの小型スピーカーを使っていたときも、スピーカーのユニットを取り外してはエンクロージャーの中を覗き込み、吸音材の調整や内部配線の交換やシングルワイヤリングをバイワイヤリングに改造してみたり、ネットワークのコンデンサを交換したり、ユニットのマグネットに強化マグネットや鉛のウエイトを抱かせたりしていた。

 

 

  そのたびに音が変化することが楽しく、いつしかスピーカーを買い替える事を忘れて、スピーカーをチューニングする事に凝るようになった。

 

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・自作スピーカーの魅力

 

 メーカー製のスピーカーはユニットが壊れるとどうしようもない。

 

 さすがにユニットまで自作する能力は私には無い。

 

 つぎはどのスピーカーにするか?

 

 オーディオショップで色々試聴するが、その頃はどれも魅力を感じなかった。

 

 予算が少ないがゆえに選択肢の幅が狭い事が原因でもあるが、各メーカーが物量投入時代の30cm3wayを経験すると自分の予算で買い替えられるスピーカーはその頃に聴いていた音楽を再生するにはどれも非力に思えた。

 

 そして、バックロードホーンと言う未知のスピーカーに思いを寄せるようになった。

 

 

 昔からオーディオ雑誌を愛読していたマニアならご存知の長岡鉄男氏の影響をもろに受けたのであった。

 

 

 氏の設計のバックロードホーンのスーパースワン 、テレビ台兼用のバックロードホーンスピーカー、テレビ台とテレビの間に挟むマトリックススピーカー、私がカースピーカー用に採用したアンサンブル型のダブルバスレフスピーカーというように、私の生活空間の中には必ず自作スピーカーがある。

 

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 自作スピーカーの場合、スピーカーユニットやエンクロージャー関連の費用だけすむので安くすむし、徐々に仕上げやチューニングにお金を掛ける事ができるので財布にも優しい。

 

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 ユニットが破損したとしても、エンクロージャーはそのままで、ユニットだけを交換する事もできる。

 

 気に入ったユニットを別の箱につけてみるという楽しみもある。

 

 ユニットが変われば、音がガラッと変わる。

 

 同じユニットでも箱が変われば、音がガラッと変わる。

 

 

 

 しかし、メーカー製のスピーカーは仕上げの良さやコンピューター解析で最適化したエンクロージャーやユニットを使うなどして、クセの無さやメーカー独自の音を再現している。

 

 

 日曜大工的に作った自作スピーカーでは到底敵わない部分でもある。

 

 私のメインシステムでは、今でも自作スピーカーとメーカー製のスピーカーを1台のプリメインアンプで切り替えて聴いている。

 

 メーカー製のスピーカーを聴くと一種の安心感がある。

 

 自作スピーカーは手を加えて育てる過程で、とてつもない音が飛び出してくるという楽しみがある。

 

 

 スピーカーは使い手次第で、機嫌が良くなったり悪くなったりとすぐに表情に出る。

 

 まさにスピーカーという装置は、オーディオシステムの顔なのである。

 

2020年9月16日更新

2020年2月27日

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