憧れのメーカーを追い求める。
・一度は手に入れたいオーディオメーカー
Accuphase、Macintosh、マークレビンソン、タンノイ、JBLなどオーディオマニアなら誰しも憧れのメーカーがあると思う。
雑誌で表紙を飾る憧れのスターのようなものだ。
憧れるスターは人それぞれである。
初めてオーディオ専門メーカーのONKYOのアンプやスピーカーを手に入れたときの満足感は今でも覚えている。
そのころはオーディオ専門メーカーの機器自体が憧れであり、それを手に入れた満足感はそれまで経験したことのないものだった。
・初めて購入したラックスマンのアンプ
30年以上オーディオを趣味としていると、購入する機器もそれなりにグレードアップしていく。
家庭を持つとなかなかグレードの高いものを購入できないとう現実もある。
しかし、アンプだけは少々無理をしてでもグレードの高いものを選ぶようにしてきた。
アンプは比較的オーディオ機器の中では長持ちするので、購入すると10年は使っていたいと思うからだ。
DENONのアンプを20年以上使えたのも当時の私としては、少し背伸びをして購入したからだと思う。
次に購入するアンプをどうしようかと考えたときに、昔みたいにハイコストパフォーマンスのものを探してみたが、20年前のDENONのアンプを超えるには結構無理をしないといけないという現実につきあたった。
しかし、ここで妥協しては絶対に後悔すると思ったので、今回(2年前)も無理をしてアンプを購入したのであった。
それが、LUXMANのL−505UXⅡである。
ラックスマンの中では一番安いグレードのものだが、私にとっては伝統のパワーメーターが付いている憧れのプリメインアンプなのだ。
この先、そう何回もアンプを買い替えできる年齢でもなくなってきたので、ハイCPを追求するより家に設置して満足度が高いものを追求した。
音質もあと10年、15年は、修理不能な故障でもしないかぎり十分使っていけると思う。
実は長く使えれば使うほどにコストパフォーマンスは高くなってゆく。
いわゆる元が取れるということだ。
前のDENONのアンプは元がとれるどころか、購入時の半値以上で売れたので超ハイCP なプリメインアンプだった。
・CLUB LUXMAN
ラックスマンのアンプを購入し、CLUB LUXMANに登録すると下の写真のようにシリアルナンバーと自分の名前の入ったカードが届く。
そのカードには「保証期間が7年」と刻まれており、ラックスマンという老舗のオーディオ専門メーカーとしての自信が感じられる。
私にとって憧れのメーカーは、期待を裏切らなかった。
そんな期待に応えてくれるLUXMANとは、これからも末永く一緒にオーディオをやっていこうと思っている。
2020年3月14日