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いかにして低価格で高音質をねらうのか! オーディオ歴史約40年の使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

【DL-103×モガミケーブル】アナログ沼にハマって気づいたこと〜上流を制すれば下流のケーブルも化ける〜

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あなたのオーディオシステム エントリーモデルでもまだまだ伸びしろはある!

 

しかし筆者の経験では、意外なところに大きな改善のヒントが隠れていた。それがアナログケーブルだ。

今回はDENONのMC型ステレオカートリッジ DL-103を使ったアナログシステムで、モガミケーブルを中心に試行錯誤した記録をお伝えしたい。

<もくじ>

 

アナログシステムの構成

まず、現在の私のシステム構成をご覧いただきたい。

機器 製品
レコードプレーヤー

TEAC ベルトドライブ・ターンテーブル TN-3B

MC型カートリッジ(ステレオ・モノラル) DENON DL-103・ 

audio-technica AT-MONO3

ヘッドシェル(ステレオ・モノラル)

audio-technica  AT-LH11H  ・Ortofon SH-4

上流ケーブル モガミ2473 RCA 65cm(1芯同軸) 
昇圧トランス           Phase Tech T-3 中古を購入   
中流ケーブル モガミ2964 RCA1芯同軸
(カナレプラグ)     
フォノイコライザー(外付け)

ラックスマンLXV-OT10 EQカーブ調整型真空管フォノイコライザー(オペアンプMUSES05+真空管アンペレックス笛吹き童子に換装)

ラインケーブル

MOGAMI モガミ 2549 RCA

プリメインアンプ      

ラックスマン  L505UXII

スピーカー(2ペア) audioPro FS-20 と スーパースワン(長岡鉄男設計) 

 

出発点はモガミ2549で満足していた

最初はレコードプレーヤーから昇圧トランスT-3までの上流、そしてT-3からフォノイコライザーLXV-OT10までの中流、どちらもモガミ2549を使っていた。

ちなみにT-3とは、あの有名なphasemation(フェーズメンション)の先駆けのphaseTech社の昇圧トランスで中古を購入した。

 

T-3は、たまにメルカリ などでも出品されていることがあるが、DENONの昇圧トランスほど球数が少ないためか、あまり見かけないと思う。

現行品はPhasemation T-320が相当するかもしれない。

 

Mogami モガミ 2549 は2芯シールドで片側落としのセミバランス構造。優等生らしい素直な音で、これで十分満足していた。

アンプへの下流のラインケーブルは、アナログらしい味を求めてWE 24AWG単線、カナレMS202、ベルデン1503aと色々と試していた。厚みを出したくてモガミ2534を使った時期もあった。それぞれに個性があり、楽しんでいた。

MOGAMI 2549

 

モガミ 2549については過去記事も参考にしていただきたい。

www.audiojazzlife.com

 

上流ケーブルを2473に替えたが、最初は…

さらなる高音質を求めて、静電容量の小さいモガミ2473(1芯同軸)の存在を知った。

上流(プレーヤー→昇圧トランスT-3間)に1mで自作して繋いでみたが、最初はあまり良くなかった。

ところが長さを1mから65cmに短縮したところ、激変!サックスの厚みと音場感が一気に向上した!

 

ケーブルは出来るだけ短い方が良い。特にMC型カートリッジで昇圧トランスを使用する場合、レコードプレーヤーから昇圧トランスまでの、MCカートリッジの超微小信号を扱う部分では、できるだけ短くすることが鉄則だと改めて実感した。

ちなみにモガミ2473は売っているところが少なく、メルカリ で、たまに出品されている。安くて非常に良いケーブルなので、見つけたら1セット買っておいても損はないと思う。

 

さらに欲が出てモガミ2964へ〜プラグが犯人だった

モガミ2473の効果を実感すると、さらに欲が出た。

ノイズ耐性のある2重シールドの1芯同軸ケーブル、モガミ2964の存在を知ったのだ。

 

MOGAMI モガミ 2964 二重シールド 75Ω

モガミ 2964 は75Ωの同軸デジタルケーブル用として売られていることが多い。

上流に繋いでみた。

 

ところが音が硬い。演奏に感情がこもっていない。

2473に戻すと奏者の感情も戻る。

「微小信号に強い2964が悪いはずがない」と思い、原因を考えた。

そこで疑ったのがプラグだ。

当初、使っていたノイトリック(REAN) NYS373 RCAプラグ CANARE(カナレ) F-09

に替えてみた。

 

1週間鳴らして様子をみた。

 

これが、激変した!

 

低音がブルンと鳴り、サックスが感情たっぷりで響く。

プラグ一つでここまで変わるとは、正直驚いた。

昇圧トランスT-3からフォノイコライザーへの中流ケーブルも、モガミ2549からモガミ2964に替えた。

こちらもエージングで化けた。

 

 

 

上流が改善されると下流も化ける

ここで気づいたことがある。

上流のケーブルが改善されて情報量がアップすると、アンプへの下流のラインケーブルはモガミ2549が過去最高の音を鳴らし始めたのだ。

www.audiojazzlife.com

 

WEの単線やカナレMS202、ベルデン1503a、モガミ2534と試行錯誤してきたが、2549は正直なケーブルだった。

上流から正確な情報が届いてはじめて、その実力が発揮された。

上流を疎かにしたままでは、どんなケーブルを下流に使っても本領は発揮されない。そう実感した。

 

 

 

 

 

 

モガミケーブルの使い分けまとめ

筆者の実体験から、モガミケーブルの使い分けをまとめると以下のようになる。


モガミ2473

1芯同軸で静電容量が小さく、音場感が優秀。

MMカートリッジ用の上流か、MCカートリッジ用の上流で出来る限り短く(~65cm以内)使う。


モガミ2964

2重シールド1芯同軸でノイズ耐性高く、RCAプラグの選択やエージング必要で化ける。アナログ中流以降でも有効で、MMカートリッジ用の上流や、MCカートリッジ用の上流で出来る限り短く(~65cm以内)使う。


モガミ 2549 

2芯セミバランスで正直な優等生、上流次第で化ける。アナログの中流やライン系全般のどこに使っても優秀だ。

 

モガミ 2534

4芯のスターカッド構造でノイズに強く厚みは出るが、ピュアオーディオシステムには不向き。

ただし、PCオーディオなどでBGM用として使えば、音の漂いが良くおすすめのケーブルでもある。

 

今回、アンバランス接続では、レコードプレーヤーでの再生において、上流に同軸ケーブルを使うことが基本だということがよく分かった。

モガミ 2473や2964の方が上流に向いていたのは、静電容量の小ささと1芯シールドによる構造のシンプルさが功を奏したためかもしれない。

 

✅次回は昇圧トランス、フェーズテックT-3との格闘記をお伝えしたい。

www.audiojazzlife.com

 

✅アナログケーブルまで含めたDL-103の使いこなし全体は、以下のページにまとめている。

⭐DENON DL-103の使いこなし方 〜高さ調整・シェルリード線・昇圧トランス導入・そしてケーブル沼まで〜

https://www.audiojazzlife.com/entry/makefulluseofDL103

www.audiojazzlife.com

 

www.amazon.co.jp

 

 

2026年6月15日

 

 

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