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団地住まいのサラリーマンが高音質を求め続ける! オーディオの使いこなし術をご紹介!(☆初心者からマニアまで☆)

まさにジャズレジェンド!マイルスとテオ・マセロ 編集と言う付加価値

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バッサリ切り落とす。✂️

人に物事を伝える為にはシンプルでわかりやすい方が良い。

 YouTubeの動画配信を見ていると、字幕を入れたり、効果音をつけたり、ところどころカットして繋いで作成しているのがよくわかる。

これは視聴者にわかりやすくポイントを説明する為だろう。

 テレビ番組で年末などの特別番組で生放送があるが、いっぺん何人もの人が喋って聞き取れなかったり、なかなか次へ進行しなかったり、中継がうまく繋がらなかったりなど見ている方としては非常にイライラする時がある。

 

 言いたい事を全て話したがる人がいるが、聞き終わった後、何が重要だったのか、何を伝えたかったか解らないという経験はないだろか?

 

 YouTubeのライブ放送を何回も、同じ時間を費やして見たいとは思わない。

やはり何度か見返すのは編集され、コンパクトなわかりやすい動画だと思う。

 

☆突然だがJAZZについて話そう。

 トランペッターのマイルスデイビスが当時アコースティックジャズからエレクトリックを果敢に取り入れ始めた時代、マイルスとタッグを組んでいたテオ・マセロと言う伝説のプロデューサーがいた。

 

⭐彼はこのようなことを言っている。

 「マイルスは録音するだけだ。やりたいことをやったら、さっさと帰ってしまう。そのままの形では作品にならない。そこで、わたしが彼のイメージを考えながらテープを編集していくんだ」

 それだけに、最近次々と発表されているコンプリート・ボックスは許せない。

「わたしがゴミ箱に捨てたテープまで、彼らは見つけ出して発表してしまった。あれは、せっかく高い完成度を求めて制作したオリジナル・アルバムを踏みにじる行為だ」

 

 1970年代のマイルスデイビスのライブアルバムでバッサリとカットされて繋ぎ合わせた部分があるのに気づかされる作品がある。

 

 賛否両論あるがテオ・マセロの言う通り、オリジナルアルバムのノーカット版は最初は物珍しく聴いているが、何度もヘビーローテーションするアルバムでは無いと思う。

 

音楽や映画でもスターの陰には有能な裏方達がいる。

 我々はその存在に気がつかないが、彼らの力の恩恵を受けているのである。


名盤が名盤たる所以がそこにある。

 

 

 

 

2019年12月28日

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