大型テレビが部屋のコーナーに置けないのなら、いっっそうのこと壁掛けにすればよい!?
ソニーの49インチ液晶テレビに買い替える前の液晶テレビは東芝REGZA37zs1だった。
コーナー型テレビ台兼バックロードホーンスピーカー(長岡鉄男氏設計のAV-1Mk2)にREGZA37zs1は単に置くだけで良かったが、大型化してソニーの49x9000Fを購入したくてもテレビの足が左右に広がっておりテレビ台にうまく置くことができない。(足がはみ出してしまう。)
左右八の字に広がっていない足を持った他のメーカーの液晶テレビも検討したが、画質的に満足できずどうにかしてソニー49x9000Fを設置する方法を考えていた。
【もくじ】
何度も図面を見てテレビ台との寸法の兼ね合いを想像したり採寸してみるがどうしても置けないのである。
ある時、ふと思いついた。
そうだ!テレビ台に壁を作ってしまえば良いのではないか?
早速、ソニーの寸法図と市販のテレビ壁掛け取付金具とにらめっこして、色々検討した結果、テレビ台に壁を造ってしまえば良いことに気がついたのである。
以前のREGZA37zs1(長い間頑張ってくれたテレビ)
買い替えたソニー49X9000F(左右いっぱいに広がったハの字型の足)
テレビの寸法図は、ネットでソニーがPDFでアップしている。
【簡単DIY】テレビ台の壁を立てる!
テレビの寸法図から割り出した壁となる板取りの略図(ホームセンターでベニヤ板を買ってカットしてもらった)
テレビ台に壁を設置し壁掛け金具を付けた状態。
(電気ドライバーは必要!作業効率が全然違うし力もいらない。)
壁掛け金具は高さは固定となるので、一度仮止めしてテレビを引っ掛けて様子を見ながら位置決めをすると良い。
私はテレビ台とテレビの隙間をできるだけ詰めたが、例えばサウンドバーなどを置く場合は、テレビ台の天板よりサウンドバーの高さの分だけ、壁掛け金具を上にあげて取り付ける必要がある。
壁を立たせるためにT字型になるように板を組み立てそれをL字金具で固定。(これでびくともしない。)
壁掛け金具にテレビを引っ掛けて完成。
テレビ台より画面がはみ出しているが写真で視るより実際は違和感がなく、以前のテレビよりもさほど前にせり出す事なくいい具合に設置できた。
(写真を撮った頃はブログ始めていなかったので写真をアップするなど考えておらずとっちらかっていてお恥ずかい。(o^^o))
テレビの足が無い為スッキリとしている。画面もテレビ台の天板ギリギリまで近づけることができ、後方のバックロードホーンのヘッド(スピーカーユニット)もテレビに隠れず絶妙な高さに収まった。(自画自賛!)
部屋のスペースや家具のレイアウトの関係でテレビをコーナーにしか設置できずテレビのサイズアップを諦めてた方は、このDIYを参考していただければと思う。
なお、6畳の部屋のコーナーであれば、55インチの薄型テレビを何とか置ける。
映画好きなら55インチ以上がおすすめだが、部屋全体のバランスやリビングとして家族の共用スペースの場合、6畳の部屋のコーナー置きを前提とするならば、液晶テレビなら49インチ、有機ELテレビなら48インチが収まりがよくおすすめ!
テレビを壁掛けにすると地震対策になる
テレビを買うと取扱説明書には、地震による転倒防止対策として固定することを推奨している。
テレビを壁掛け状態にすることでしっかりと固定が出来るので、地震対策にもなり安全性が高まった。
大地震がくるとテレビは予想以上に吹っ飛んでくる。
テレビは壊れても最悪買い替えればよいが、人の命の方が大切なので、後回しにせずにすぐに対策を講じた方がよい。
電動ドリル(ドライバー)を1つ持っているとDIYが捗る!
コードレスが使いやすいのは確かだが、いざ使おうとしたときの大概バッテーリーが切れていることが多い。
DIYが趣味でマメに充電しているのであれば良いと思うが、年に数えるほどの出番しかないのであれば、コードレスではなくコード有りの電動ドリルを強くおすすめする!
使いたいときに、コンセントにさえ繋げば使えるし、トルクも強力なので作業がはかどる。
道具は効率化のためにあるもの。