AVシステム編(リビング)
今回はリビングの有機ELテレビを中心とするAVシステムのご紹介。
オーディオが趣味である私はブラウン管テレビの時代から、長岡鉄男氏の設計のコーナー型テレビラック兼バックロードホーンスピーカーというものを自作し、リア(サイド)スピーカーをマトリックス接続しサラウンドを楽しんできた。
このスピーカーは、AV−1Mk2というネーミングのもので、部屋のコーナを有効に使いデザインも一目惚れしたものである。
リビングについても自作スピーカー。
これも長岡鉄男氏設計のブラウン管テレビ時代のもの。
テレビとTV台の間に挟んで設置するというもので、これは3つの8cmフルレンジスピーカーユニットが並び、左チャンネル(L) センター(C) 右チャンネル(R)を スピーカーマトリックス接続でアンプに繋いで、リアスピーカーなしでサラウンドが実現する。
ネーミングはMXー20AVで、フォステクスFE87(防磁型)の8cmフルレンジで、このMX(マトリックス)は3本うちL、Rは斜めバッフルに取り付けられており、デザインが優れている。
リビングのテレビは29型ブラウン管テレビから、42インチ液晶テレビ、現在の55インチ有機ELテレビへと進化していっているが、スペースの問題で部屋のコーナーにテレビを置く必要があるため、未だにMX-20AVは手放せない。
スピーカーユニットは、フォステクスFE87からTangband W3-582SC、DIY AUDIO SA-F80AMGへと変化し、現在ではTangband W3-881SJFに落ち着いている。
3本スピーカーマトリックスのMX20ーAVで落ち着いたかのように思えたが、更にリアスピーカーをつけて5本マトリックスに挑戦した。
サラウンド効果は素晴らしく小音量でも部屋が音で充満していた。
しかし、ここはリビング、、、。
アンプはDENONのPMAー390AEで、テレビのアナログ外部音声出力をアンプに繋ぎいでいたのだが、テレビを見るたびにテレビのスイッチとアンプのスイッチを入れないといけない為、家族からのブーイングが頻発!
テレビとHDMIケーブルで連動するAVアンプ marantz NR1605の導入に至ったのである。(現在は、NR1609に買い替え、NR1605は、別室のAVシステムで使用中。)
[rakuten:audio-ippinkan:10010753:detail]
現在は6.1chサラウンドシステムを構築している。
ただし、メインスピーカーのMX-20AVはユニット3本にて、L、R、センターの一体型スピーカーとして今も現役である。
サイドスピーカーは、1.5mの超トールボーイ角柱型8cmスピーカー支柱型を自作。試聴位置の左右に配置しリアは Fostex 8cm用バスレフ型エンクロージャー P800-Eを金具で後方頭上に設置している。
上記を整理すると現在のリビングのAVシステムは以下のとおりとなる。
■有機ELテレビ 55インチ
OLED55E8PJA
予算が有ればソニーしたかったが、リビングにはトリプルチューナーが必須だったので断念した。ソニーは頑なに2チューナー(地デジの場合)
テレビ台は、ブラウン管テレビ購入時に当時ニノミヤムセンオリジナルのものを高さをカットしている。
MX-20AVをテレビとの間に挟んだ際にかなり目線が上に向く高さになったため低くした。
■メインスピーカー(L,R,センター一体型)
MX−20AVをマトリックスではなく、3chのスピーカーとして使用。
8cmフルレンジユニットTangband W3-881SJFを搭載
■サイドスピーカー(SL、SR)
自作、1.5m角柱型8cmフルレンジ超トールボーイ
Tangband W3-881SJF × 各1本
■リアスピーカー(1本のみ)
エンクロージャー Fostex 8cm用バスレフ型 P800-E
8cm フルレンジユニット Tangband W3-881SJF
■サブウーファー
audiopro B1.35 ace-bass
[rakuten:wattmann:10210764:detail]
■AVアンプ
marantz NR1609
■ブルーレイプレイヤー
sony BDP-S380
最近ほとんど使っていない。
■AppleTV 第4世代
こちらは 4K
■スピーカーケーブル
メインスピーカー ベルデン 8460
サイドスピーカー ベルデン 8470
リアスピーカー カナレ 4s6
■HDMケーブル
audioquest CINNAMON HDMI
■電源ケーブル(自作)
ケーブル ベルデン 19364
★4K映像は、テレビのアプリ(Netflix Amazonプライムビデオ)で視聴。
映画以外のコンテンツを視聴する際は、サブウーファーなしでも十分な低音が出ている。
スピーカーマトリックスサラウンドの場合、サラウンド信号はモノラルで再生されるため空間を埋め尽くす代わりに音の移動(特に左右)は、現状のドルビーデジタルのほうが感じられる。
何よりテレビのリモコン一つで操作できるので、プリメインアンプの時からすれば、家族からのクレームは出ないのである。
中学生の娘は誰に似たのか?映画をみる際は、わざわざサブウーファーのスイッチを入れるという頼もしさ?
2020年5月18日更新
2019年11月17日(初回投稿)